2006年11月アーカイブ

 

  『立法の中枢 知られざる官庁 新内閣法制局』 (西川 伸一、五月書房)を読みました。内閣法制局は内閣の意思決定にお墨付きを与えたり、 権威付けたりするほどの力を持ちつつも、一般には黒衣のように映る存在です。

 歴代政権の憲法九条の解釈や、「自衛隊の合憲性」「周辺事態」「後方地域支援」の定義を裏付けてきたのも、この内閣法制局でした。

 また本書は「内閣法制局」と銘打ちながらも、後半は議院法制局について論じています。議会の活性化のためにも議員立法が大切であり、 それを支える議院法制局の役割が必要です。ときには議院法制局の越権的ともいえる関与も指摘されています。

 ダイオキシン対策法、PRTR法、臓器移植法など議員立法による立法過程についても触れています。(臓器移植法の事例については、 山本孝史議員による 『議員立法-日本政治活性化への道』 (第一書林)が詳しくとても興味深いです。)

 議員を目指す方だけでなく、市民活動をされる方も、今後は市民立法が活発になると思いますので、本書はとても役に立つことでしょう。 私は2日間くらいで読んじゃいました。

BBC MMIによるドラマ「GOAL」が面白いです。(スカパーのGLCチャンネル)

「南米でサッカーのスター選手だったマニーは、ロンドンのプレミアリーグにスカウトされてイギリスにやって来た。そしてマニーは、滞在しているホテルで働いているエマと仲良くなり、英語にも慣れイギリスの生活は順風満帆にみえた。しかし、エマのボーイフレンドで同じチームのスタープレイヤーのポールはそんなマニーを快く思わず、彼はマニーを陥れようと画策するのだった。主人公と一緒に英語が学べるサッカードラマ。」(GLCホームページより)
http://www.glc.co.jp/cgi-bin/program.cgi?prog=ANIME_DORAMA

たった30分のドラマですが、次はどうなるんだろう?!と気になってしまいます。ブリティッシュ・アクセントが好きならなおさら楽しめると思います。ああ、またロンドンに行きたくなってきた・・・。

そうそう、GLCの番組のいくつかはネット配信もしていますので、みなさんもいかがでしょう。(^^)
http://www.glc.co.jp/cgi-bin/glcbb.cgi

ホンモノのたれぱんだを発見しましたぁ。(^^)

もこもこ子パンダの日なたぼっこ―四川省臥龍市
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061125-00000030-rcdc-cn.view-000臥龍パンダ研究センターで今年生まれたパンダの子どもたちが、暖かい日和に誘われて散歩にでかけた。途中温まったアスファルトの上で、気持ちよさそうにくつろぐ姿は、まるでぬいぐるみのようにかわいい。(Record China)18時53分更新


眠くてもかわいいへたれ子パンダ―四川省臥龍市
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061108-00000010-rcdc-cn.view-000&kz=cn
記念撮影をするために起こされた、今年生まれのパンダたち。眠くてまだ動けないようで、地面にへばってしまった。(Record China)13時56分更新

 こんなニュースが・・・。わたしも船旅したい・・・。


イスラエルのネコ、飲まず食わずで英国へ船旅   2006年11月26日(日)18:52

 [ロンドン 24日 ロイター] 英北部ランカシャー州ホイットワースの倉庫で24日、コンテナの中から1匹のやせ衰えた白い雄ネコが発見された。衰弱して脱水状態だったこのネコ、イスラエルから英国までの約3700キロを船に乗り、17日間何も食べずに旅してきたという。

 このネコの身元などは分かっていないが、左右の目の色が違うことから、ロックスターのデビッド・ボウイが1970年代に作ったキャラクター「ジギー・スターダスト」にちなんで「ジギー」と名付けられた。

続きはこっちをみてくださいね。
http://news.goo.ne.jp/article/reuters/entertainment/JAPAN-237467.html

国策的リーク

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 以前に「国策捜査」についての本の話を書きましたが、「国策報道」らしきこともかなりありますね。

 つい先日から火がついた、一部の高校における「未履修科目」の問題については、教育改革への世論を高めたい、との意図からでしょう。 具体的には、英国で行われているような学校評価・監査システムを導入するためです。「国が教育の責任を持つ」ために達成目標を設定し、 それにむけて管理をする。いわゆるPlan-Do-See-Actionのサイクルを導入したいということです。

 いじめによる自殺の問題もそう。これまでもいじめによる自殺があったとしても報道は控えてきた。単にモミ消してきた。 政府も現場も報道もみんなで目をつぶってきた。そう、「みんなでわたればこわくない」国だから。

 しかし、いまになって報道がなされるのは、明らかに「教育改革」への意図がみえます。 教育基本法が変わればいじめがなくなるなんて教育プロパーの人間なら誰も思ってはいないけれど、 世論は教育改革の動きとして受け止めることでしょう。
 
 英国の教育システムを調査してきたものとしては、日本でも同様の学校監査システムは必要だと思います。 達成目標もない学習指導要領も改めないといけない。達成目標がなければ政策評価ができませんから...。しかしこれらは、 教育のミニマムスタンダードに止めないといけない。地域の裁量をみとめ、地域にふさわしい教育を上乗せしていくことが大切でしょう。
 
 一部のなまけもの教師をなんとかしないといけない、保護者や市民の意見を反映できるようなシステムにしないといけない、 といった教育改善に異論がある有権者はひとりもいないはずです。
 しかし問題なのは、これらの教育改革のなかに必要以上にイデオロギーを持ち込んでいることです。

 有権者としては、いずれにしてもバランスよく判断しないといけませんね。(あえて「国策的リーク」というタイトルにしてみました。)

●「国策報道」という単語で検索すると、こんなサイトやこんなサイトがありました。

・「非国民通信」
 http://blog.goo.ne.jp/rebellion_2006/e/1c5e406af4ff134dd9dd19b7538cd1bb

・NHK vs. 朝日新聞「番組改変」論争「政治介入」の決定的証拠(魚住昭 月刊現代)
 http://www.news-pj.net/siryou/nhk-bangumikaihen200509.html

・Wikipedia 「プロパガンダ」
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%91%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%80

『写真の歴史入門―第3部「再生」戦争と12人の写真家― 』 (鈴木佳子著・東京都写真美術館・監修、新潮社)

 国策プロパガンダと報道と表現と……。写真家たちは戦争をいかに生きたのか?

 国策報道の渦に飲み込まれながらも、木村伊兵衛は最前線で撮り続ける道を選択した。 時代に背を向け雪深い新潟の山村の生活を記録し続けた濱谷浩は、敗戦の報を聞き、衝動的にギラつく太陽を写真に収めた。 15歳で敗戦を体験した東松照明は、その後、米軍基地に目を向けていくことになる――。貴重写真満載のシリーズ第3弾。

『プロフェッショナル広報戦略』 (世耕弘成著、ゴマブックス)

『自民党改造プロジェクト650日』 (世耕弘成著、新潮社)


なつかしのファミスタがオンライン対戦できます。
http://fmst.hangame.co.jp/

ちょっとずつ育てながら進めていくようになっているので、いきなり大選手が手に入らないようになっています。対戦もレベル別に行えるようにくふうされています。うーむ。

対戦相手、募集中ですー。

みなさん「紙」というソフトがあるのをご存知ですか?

「Webのスクラップノートが簡単に作れる画期的なソフトです。
ネット上で役に立つ情報に出会ったら、新聞を切り抜くように必要な部分だけ紙に保存できます。
インターネットエクスプローラー(IE)をご利用の場合さらに便利で右クリック利用で一発保存できます。
私はモジラーを使っているので右クリック機能は利用出来ないのですが、代わりにCtrl+Shift+Tでドラッグしたテキストが保存できて便利です。」

http://www5a.biglobe.ne.jp/~dabomb/english_diary_2005_03.html

http://rakusai.org/

ここ数年、ウェブの内容をプリントアウトするようになってから、わたしのオフィス環境(家も会社も)は、恐ろしく汚いものになりました。そこらじゅうに紙があふれ、収集がつかなくなってます。最初は、紙の資料ですらパソコンに取り込み、パソコン上で一括管理することを目指していたものですが、いつのまにか逆になっていました。ネットで仕入れたものすら、紙にしている・・・。そして、パソコンのように検索もできず・・。(><)
結局、よまないままゴミ箱に入れるしまつ。環境に全くやさしくない!

 ここらで、パソコンと紙の使い方を、本来目指していた姿に戻してみようとおもいます。
そんな自戒もこめて、このブログに「知的生産の技術」というカテゴリを作り、これから「知的生産に関する環境づくり」について考えていきます。
 そうそう、「知的生産の技術研究会」なるものをみなさんご存知でしょうか。もともとはニフティのフォーラムでした。手帳の上手な使い方から、京大カードの使い方、データベース、などなど身の回りの知的生産に関するあらゆる環境や小道具について考える研究会です。その知的生産の技術研究会もNPOになっているようです。ああ、わたしも入りなおそう!みなさんもいかがでしょうか。 サイトはこちらです。http://www.tiken.org/

「政府タウンミーティング、代理店に丸投げ」というニュース。

http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2735499/detail

「 次々とヤラセが発覚する内閣によるタウンミーティング(TM)。今度は経費のムダ遣いが明らかになった。TMは小泉政権発足直後からスタートし、これまで174回も行われているが、初年度01年は50回開かれ、その総経費は9億3900万円。1回当たり1879万円かかっている。300人の集会にしてはカネがかかりすぎだ。」
・・・・ 

「実はTMの開催はすべて大手広告代理店に“丸投げ”されてきた。01年度は随意契約で1社だけにまかされ、その後は競争入札となったが、2社が交代で落札している。

「ヤラセ質問者に5000円の謝礼が支払われていましたが、それにしても費用がかかりすぎです。政府の催し物で随意契約ができるのは(1)緊急性があるもの(2)他社に比して独創的な企画――の2条件ですが、TMに緊急性はないし、独創性があるとすれば“やらせ質問の仕込み”くらいのものでしょう」(関係者)」

広告代理店が受託していたのか・・。それならヤラセもありうる...。ここにもNPMの影が見えますね。うまく使えばいい制度だけど・・。英国でもマイナス面が指摘されていますし・・。元財務官僚の村尾信尚氏が視察に行ったニュージーランドはどうなんでしょうね。

 さきほど、ミクシィをうろついていたら、学校評価の調査票やシステムをオープンシステム化しているということを知りました。慶応大の金子郁容先生と千葉商大の久保裕也先生。

「具体的には…、SQS(Shared Questionnaire System)というソフトウェアを開発して、その成果をオープンソースで公開・無償配布しています。
http://sqs-xml.sourceforge.jp/
http://sqs.cmr.sfc.keio.ac.jp/2006/07/21/sqs-20060721/
http://mixi.jp/view_community.pl?id=192518

SQSと、自動紙送り装置付きスキャナがあれば、「普通紙マークシート式調査」が実施できます(質問紙調査を手作業で集計する仕事でヘトヘトになっている人たちが、泣いて喜んで使ってくれています。また、全国の学校の先生方には、学内アンケートの実施・授業評価・学校評価などに活用してもらっています)。」(久保先生のミクシィでの投稿より引用)

 リンク先をいろいろ見ていただければわかりますが、学校評価の調査票をオープンソースにすれば、全国で同じものさしで学校を評価できます。簡単に導入できるものなので、学校の内部評価だけでなく、NPOやPTAなど外部からの評価にも使えます。

 同様に、よい病院を選ぶためのモノサシづくり、改善のための調査などにも使えそうですね。これまでは、行政や一部のシンクタンクにしかできなかった調査が、広く一般の手に届く時代になりました。

 そう、デモクラシーの発展、政策立案能力の向上につながります。

『学校評価―情報共有のデザインとツール』 (金子 郁容、ちくま新書) という本にもいろいろ説明が書かれているとのこと。さっそくアマゾンで購入しちゃいました。(^^

 
 この潜水艦のラジコン、 5センチしかないんだって。水槽で走らせられる、という・・・。お風呂で遊べちゃうね。
 
 さいきん、こういうちっちゃいラジコンいろいろあるみたいで、飛行機やらヘリやらあるそうです。すごいねぇ。
 どらえもんもびっくりだ・・。

 

 
 私の家には、読みかけの本がゴロゴロしていて、いつもつまずきます。いわゆるツンドクなのですが、そのうち忘れてしまう。 歩く場所に困るほどに・・・。修論終わるまでは仕方ないかなぁ。
 
 だいたいつまずいたときに、また読みたくなって開き、再開する・・。なので、一気に短期間で読む本もあれば、1年以上かかる本もある・ ・・。
 
 どの本も、思い考え、悩んだりした中で選んだ本ばかりなので、思い出がいっぱいつまっています。読んでもいない本なのに、 捨てられないし、人に譲ることもできない・・。(なので私の家は本に埋もれている・・)
 
 そんな話はさておき、最近つまずいて発掘された本はこの 『「ニューヨークタイムズ」神話-』   (ハワード フリール 、リチャード フォーク著、三交社)です。帯には、 「『ニューヨークタイムズ』は本当にその名声と評価に見合う報道を行っているのか」とあり、 とくにイラク報道などにおけるメディアの不正、ミスリードを指摘しています。
 
 本書のなかで、国際法と対外政策の関係について、幾度となく言及されており、その最高法規性を訴えています。 (読んでいるところまでですが。)
 
 ニューヨーク・タイムズつながりでは、 『「ニューヨーク・タイムズ」が見た第二次世界大戦〈上〉1939~1942 』(ダグラス ブリンクリー 編, 原書房) も面白そうですね。(買ったような気もするのですが、見当たらない・・・。最近、何度も同じ本を買ってしまうのですが、 みなさんはどうです??)
 
 修論やらなきゃならないときに限って、ほかの本を読みたくなります・・・。

今日

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今日の試合「ヤクルトVS六大学選抜」の前売り券を買っていたのですが、修論指導の準備が進まないので、キャンセルします。あーあー。なにやってるんだろう。でも、何まとめていいかわからんもん。

 

 先日、元衆議院議員山本譲司氏の著書 『獄窓記』(新潮社) 『累犯障害者』(ポプラ社)を読みました。話題になった本なのでみなさんもご存知かもしれませんね。
 どちらも法を犯した障害者「触法障害者」についての本だと思ったのですが、とくに『獄窓記』のほうは、 どちらかというと刑務所の内情や検察など、司法・行政全般を記した、という感じです。
 『累犯障害者』のほうが、より障害者の犯罪環境にフォーカスしています。「ろうあ者だけの暴力団」「親子で売春婦の知的障害者」 「障害者一家による障害者の監禁致死事件」などの事件の裏側にある障害者のおかれた生活環境を分析し、社会環境の改善を訴えています。
 
 また、「生まれつきの聴覚に障害をもった方」と「あとから聴覚に障害をもった方」の言語認識や考え方の違いについても説明しています。 「生まれつきの聴覚障害者」にとって、私たちの話す日本語は、「外国語」にすぎない。そのため、健常者の使う手話は、日本語をもとにしているため、 ほとんど理解できないということです。ひとつひとつの単語も学習によって身につけているので、認識語彙のレベルにも差があり、発想にもかなりの差があるという。
 (でも、悪いことばかりじゃないと思うんです。私が大学の数学科にいたときに聞いた話では、 盲目の数学者が7次元まで認識できたといいます。3次元空間への固執がないぶん、多次元を認識できたのでしょう。)
 この認識の差が、裁判でも聴覚障害者に不利にはたらくとのこと...。
 ほかにも、ろう学校での教育方針が社会への順応にマイナスに働いているのではないかとの指摘がされています。(私の記憶が正しければ) 口話法の獲得にほとんどの時間が費やされ、知的教養やリテラシーの涵養がやや軽いのではないか、と筆者はいいます。
 (今日は時間がないので、ここまでにとどめます。みなさんの感想もお聞かせいただければ幸いです。)

  先月、イギリスにホームスティしたときにつねに感じていたのは、自分の語彙知識が発信型ではない、ということ。 簡単にいえば、「日→英」に訳せるように単語を暗記してないということなのですが、上手に知識を整理しなおすのはとても難しい。 英字新聞やペーパーバッグを一応読める程度のわたしでも、同じ難易度(頻度)の言葉を英語で発信するの容易でないのです。

 そのためにはどうするか。「英字新聞を読んで、気になった表現を蓄積する」というのは一見よさそうな勉強法なのですが、 「わかる言葉には、注意がいかない」、つまり、読める単語や表現は読み流してしまうことが多いのです。ゆっくり読めば、それもできます。 でも、リーディングの際は、本来の情報処理に徹し、「単位時間あたり、どれだけの情報を読み取れるか」という観点で取り組みたいものです。 (文学的なもののように、かみ締めて読むものは除きます)

 やはり、発信型の語彙知識はライティングを通して構築しなおすのではよいのではないか、と感じています。たとえば、「話す」 の類語として、say、tell、speak、talkの違いを整理しなおすという作業をするのです。 (この4語の識別は大学入試でも頻出ですね...) そこに新しい語彙も肉付けしていく。また、一般名詞や固有名詞なども、 ライティングの際に類語を増やしていくほうがよさそうです。

 マニアックなまでに充実した情報量をもつ参考書を次々に出版している植田一三先生をご存知でしょうか。 英語学習者には結構有名なのです。私も彼の著書をほとんどもっていますが、タンスの肥やしになっています。さいきん、 私のスピーキングとライティングが頭打ちになっていることから、植田氏の著書に取り組んでみようかなと思っています。

発信型英語スーパーレベルライティング―日本人学習者の弱点を克服する技術とトレーニング

 

最初に取り組みたいのが、「発信型英語スーパーレベルライティング」 (ベレ出版)です。みためは、英作文の参考書なのですが、前半のほとんどが語彙についての解説になっています。「言う・話す」「思う・ 考える」などの類語を増やす、多義語の整理、そのあと、文法、発想、整理などと続いていきます。この本をやるときには、 無理に自力で全部を解こう(書こう)とするのではなく、読み込んで知識を整理するほうがよさそうです。そして、 2回目に課題に取り組んでみる、というやり方でどうでしょうか。

発信型英語10000語レベルスーパボキャビル

 

 その次に、「発信型英語10000語レベルスーパボキャビル」 (ベレ出版)をやるか、「英語で意見を論理的に述べる技術とトレーニング」 (ベレ出版、植田 一三、妻鳥 千鶴子)をやりたいなと思っています。前者はその名のとおり、語彙の参考書です。 ごちゃごちゃしてやりづらいのですが、情報そのものは、類語やトピックごとによく整理されており、定評があります。後者は、 英検1級の2次試験に最適と言われているもの。

英語で意見を論理的に述べる技術とトレーニング

洋書では、"Pros and Cons"という本が有名ですが、本書はそれにも匹敵するといわれています。 イギリスの語学学校に行ったときにディスカッションの授業で、 他の国から来た生徒があまりに積極的でしかも自分の意見をもっているのに驚きました。正しい知識に基づいているかはべつにして、つねに考えていないととっさに話すことはできないでしょう。

 

 

 ただ、参考書ばかりに頼っていてもよくないなと最近はとくに思います。いつまでたっても「おべんきょう」から抜け出せない・・・。 それよりは、どんどん使いながら、気になる表現はネットなどで調べて、小さなノートに蓄積し、少しずつでも増やしていく・・。 こんな古典的な方法を馬鹿にされるかもしれませんが、他国の留学生はよくやっています。そのノートを開いてわたしたちに話しかけ、 すぐに使う練習をします。自分になじんだ表現にするためにも。

 このような学び方のよさは、英語環境に飛び込む勇気を与えることです。参考書で勉強してばかりで、 英語環境に飛び込むのをためらっていては、いつまでたっても英語が身体に、口になじんできませんよね。

 

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 最近、スカパーやDVDの海外ドラマを観るようになりました。もともとドラマ好きじゃないんだけど、英語の勉強のため。BBCやCNNのニュースは、毎日のように同じ事件について流れるので、単語を拾うだけで内容の予測がついてしまう。
・・ということで、ポーツマスに行く前、いる頃からドラマやコメディを意識して観るようになりました。


●スペルバインダー
 スカパーのGLCチャンネルという語学チャンネルでは、いろいろなドラマを放送しています。なかでも、「スペルバインダー」は面白い。オーストラリアのドラマなのですが、設定としては、「時間の流れは同じだが、次元が異なるパラレルワールドが存在する」、この2つの世界は、ひとつは産業革命が起っているが、もうひとつは産業革命が起っていない。その未開の世界に文明をもった人々が乗り込み、「スペルバインダー」という名で支配をしている。

 GLCのホームページにある解説では、「ポールは郊外に住む10代の少年。ある日仲間達と森に出かけたところ、アクシデントで別の世界に入ってしまい、戻れなくなってしまった。その世界では、人類に科学文明が発達せず、スペルバインダーと呼ばれる特別な文明を持った一握りのグループによって支配されていた。部外者の侵入を知ったスペルバインダー達はポールを捕らえようとするが、リアーナという少女に助けられる。そしてお互いの知識を使ってスペルバインダー達の裏をかき、ポールは元の世界に帰れる方法を見つけるのだが・・・」となっています。

 文章だけでは、面白くないですよね。Youtubeで映像を見つけましたので、ぜひ、ご覧くださいね。

オープニング・クレジット
http://www.youtube.com/watch?v=XG7jEelf3Bk&mode=related&search=spellbinding

Spellbinder - Recap (Part 1)
http://www.youtube.com/watch?v=26dPn5lS0zY&mode=related&search=spellbinding

Spellbinder - Recap (Part 2)
http://www.youtube.com/watch?v=yDjkwml1eEY&mode=related&search=spellbinding

Spellbinder - Recap (Part 3)
http://www.youtube.com/watch?v=Vt-kbrRvAlg&mode=related&search=spellbinding

●こちらは「スペルバインダー2」のシリーズです。
http://www.youtube.com/watch?v=V-L2yanuZ-g&search=spellbinding


●「エキストラ」こちらもGLC
「明るくて情熱的なブリジットは、キュートなルームメイトのアニーと住んでいる。向かいに住む元気なニックとは大の仲良しだ。ある日アルゼンチン人の学生へクターがブリジット達のルームメイトとしてやってきた。へクターはまだ英語がおぼつかないが、ハンサムでお金持ちな彼に2人の女性は魅かれてしまう。コメディドラマでありながら英語学習プログラムというユニークな番組。」
馬鹿馬鹿しいくらい。笑えます。やさしい英語なので、とっつきやすい。


「イーストエンダー」BBC(本場のほう。日本ではやってないみたい。)
「くだらないドラマ」(Soap opera)の代名詞としてまっさきに挙げられるイーストエンダーですが、ポーツマスにいたときは毎日みていました。このくらい分かりやすくないとムリ・・・。毎日やってくれるのも、続けられた理由かな。気が短いので週1のドラマは続かないんです。

Youtubeで検索してみたら、ありました。イーストエンダーのオープニング!
http://www.youtube.com/watch?v=z7gQLuSnb5Q

ヒロイン(?)のLouisa Lyttonはこんなかんじ。鼻にかかったブリティッシュ・アクセントがなんとなくいい。
http://www.youtube.com/watch?v=zA46j3KCBuI&mode=related&search=

ドラマはこんな感じです。<1>
http://www.youtube.com/watch?v=ZHaGE4pul8g&mode=related&search=

その2
http://www.youtube.com/watch?v=Oxxx4J40td8&mode=related&search=


そのた
http://www.youtube.com/watch?v=4OSgw1YdCc0&mode=related&search=

http://www.youtube.com/watch?v=ROcNFzzq6ag

このほかにもフレンズのDVDを借りて一気にみたりとか。そんな感じです。


英語の発音とリスニングUDA式30音トレーニング(DVD)

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