2009年7月アーカイブ

IT法務

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 去年までいちおうITベンチャー(?)の法務の仕事をしていたのですが、アウトソーシングの会社だったせいもあり業務委託や人材派遣など労務色の強い契約書のプルーフリーディングが多く、ちょっともの足りませんでした。

 今年になって、会社を作って、出版もIT・ネットもある、ということになると、法務の仕事の幅も一気に広がりました。いまさらキャリアアップ、というのもないのですが。

 せっかくなので、この知識を、次は事業にしてしまおうと考えています。IT法制、契約英語、政策リサーチ、CSRコンサルティング、このへんをまぜこぜにすれば、わりと希少価値がでそう。

 そんなこともあり、コツコツとおべんきょうをしています。

 思いついたこと、調べたこと、などなど、またメモを書いていくつもりです。


 ほうりつのおべんきょう。

 なかなか進まず。1週間に1度問題集をやるくらい・・。ああやばい。

 これからなるべく時間をつくる工夫をしようと思う。

 会社をつくると、事務仕事やら、資金繰りやら営業やら、いろいろ心配ごとが増えてきて、どうにもこうにも。

 資格を取ってから起業しようと思っていたけれど、順序が逆になりました。(笑)

 勉強あんまり得意じゃないし。やっぱり商売に生きるタイプかなとも思うのでした。


 『最強国家ニッポンの設計図』(大前 研一、小学館)をよみました。


 大前氏は、保守系の出版社からの出版が多いですし、保守系の雑誌への投稿も多いので、そっち系の方と思っている方もいるかもしれません。

 でも、じっくりよんでみると、そうでもない。

 要は、ファイナンスを中心に事象をとらえている。なおかつ、自身の留学経験からみた国家観・世界観をえがいている。

 ファイナンスを少しでも勉強すれば、いまの日本が、どうしたって一度は小さな政府に向かわなければいけないのがわかります。その小さな政府が、「弱者斬り捨て」になるかどうかは、その後の政策と理念によるものであって、「小さな政府」論だからといって反社会民主主義で、新自由主義なものの見方である、とは絶対にいえない。ここのところを感情論で、まったく噛み合わない議論がなされがち。

 ギデンズの「第三の道」も、縮小せざるをえない福祉国家を前提に議論がなされている。政府部門の縮小が、かならずしも福祉の切り崩しであるとはいいきれない。

 大前さんのように、一度でも留学を経験したひとは、国家というものを強く意識していますよね。短期の留学しかないわたしですらそうです・・・。それだけをみると、藤原正彦のような保守を思い浮かべますが、大前さんはアジア連邦やリージョナリズム(地域主義・分権主義)の考え方も備えています。そういった点でも一概に保守派ともいえないのではないかと。ひとによっては、支離滅裂の「政治学」オンチとみるかもしれませんね。

 論文ではなく、一般書なので、論究については不足はあるものの、切り口はいつもながらに面白いと思います。


 きのう、ネクストの井上高志さん、サイバーエージェントの藤田晋さんの本をよみました。

『「普通の人」が上場企業をつくる40のヒント―人生のスイッチをONにしよう』 (井上 高志、ダイヤモンド社)

『ジャパニーズ・ドリーム―史上最年少の上場企業社長』(藤田 晋、アメーバブックス)

『渋谷ではたらく社長の告白』(藤田 晋、アメーバブックス)

 この3さつ。

 わりと起業したときの状況はわたしと似ているところもあります。起業せざるを得ない状況に追い込まれたり・・・。

 ネクストは不動産情報検索サイトで上場までこぎつけた会社、サイバーエージェントはネットビジネスの営業代行業務ではじまり、クリック広告の代理店に転換・・・。

 とくにサイバーエージェントは設立2年で上場。

 

 それにしても、お二人とも営業出身かぁ。

 「独立するなら、取引先をすでに○○件はもってなければ、続かないよ」

 なんてよくきくけれど・・・。

 でも、辞めた会社のお客さんを引きずり込むようなことは、二人ともしなかった。

 力があれば、お客さんを引っ張るもなにも、新規開拓の自信があるのでしょうね。

 
 ほかには、藤田さんの本には、ホリエモンとのエピソードもあり、ほほえましかったです。


 3冊ともとても面白かったので、興味がわきましたら、ぜひ、読んでみてください。


 今週中にあげなければならない原稿があるにもかかわらず、なかなか手がつかず・・・。

 結局、ブックフェアには行けずじまい。あー。

『仕事はストーリーで動かそう』(川上徹也、クロスメディアパブリッシング)をよみました。

 ひらたくいうと、仕事をロジックや数字で進めるだけでなく、ストーリーや感動の力で進めましょう、ということです。タイトルのとおり、ではありますが・・・。


 完璧なプレゼン、完璧な企画書を作った!と思ってもなぜか、お客の心、役員の心を動かせない・・・。ロジックも数字もしっかりと組んでいる・・・。それなのに・・・。

 ・・・なんて、わたしでなくても、多くの方が経験しているはず。


 そこに足りないのは、「感動の力」「ストーリーの力」なのだと、筆者はいいます。


 また、ストーリーテリングの手法は、相手や顧客を主人公にしなければならない。感動するのは、あくまで受け手。自分だけが感動して涙する状態だと、相手の心は動かない。 

 クールに相手の心に火を灯したい。


 ボルヴィックのミネラルウォーターは、「1リットルの水が売れるたびに、アフリカで10リットルの安全な水が生まれる」という「1L for 10 L」というタイトルのストーリーをつけたことで、爆発的に売れたといいます。(これを「ソーシャル・マーケティング」というそうです。コトラーもいってますね。)

 わたしとしては、これが、売れるためにしたかどうか、よりも、このようなゆめと一緒にものを売り買いできることがうれしく感じました。もはや、ものが行き渡り、ものあまりの時代です。どうせものを買うなら、ゆめと一緒に買いたい。だれかの幸せと一緒に買いたい。

 「まいど、ありがとうございます」「おおきに」

 これが、誰にとっての「ありがとう」で、「おおきに」なのか。それが問題。


 ストーリーでする仕事には、そんな力を秘めている。ゆめを秘めている。


 こんな本もたまにはいかがでしょう。

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 今日は、町田の商工会議所にISO9001とISO14001の内部監査員養成講座の申し込みに行ってきました。

 なんの役にたつか、わからないけれど、地域とのかかわりのきっかけになればいいかな・・・。


 そのついでに、町田市観光マップをもらってきました。ほかのチラシ類は、いくらでも取っていってよい状態なのですが、観光マップだけはノートに名前を書いて手渡しなんです。たぶん、人気なんだと思う・・・。

 町田の史跡や、フットパス(イギリスの環境保護運動から生まれた風景を楽しめる散歩道)の案内も載っています。まちだにお住まいの方も、そうでない方も、ぜひ、お手にとってみてくださいね。



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開くとこんな感じです。フットパスについては、まちだのフットパスだけでガイドブックが発行され、書店でも販売されています。こんなのを出版できる会社になりたいな。

各地で面白い活動をしているひととつながって、いろいろな本の企画をしたいなー。

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