2009年5月アーカイブ

 

 『国をつくるという仕事』( 西水 美恵子、英治出版) をよみました。

 この本、日経の読書欄で紹介されてはじめて知りました。前・世界銀行の副総裁が日本人女性だったのですね。

 西水さんは、高校までは日本の学校を出て、その後はずっと海外なのだそうです。
 
 日本のレジャーランド大学をみたら、お金払ってまで行く意義を感じませんものね・・・。世界に通用するわけでもないし。「日本で通用しないやつが、世界で通用するのか」なんて言葉もあるけれど、こと大学教育についてはどうでしょうね・・・。

 本書をとおして、彼女の凛とした姿をよみとることができます。どんな思いで世界の発展途上国とかかわってきたのか。どのようなビジョンをもっているのか。

 ただ、雑誌のコラムを集めたということもあり、各項目が短く詰め込まれた感がただよい、そこがもったいなかった。本書では、ことあるごとに「リーダーシップの問題」に帰結するけれども、そのリーダーシップそのもののありかたが、いまや多様に変化し、数多の人々は同じ水平線上にいることが明らかななかで、「リーダーシップ」という言葉そのものにむなしさがひびきます・・・。「われこそは」のリーダーシップなど、求められていない。名誉に群がるリーダーシップなど、求められていない。

 リーダーシップなのか、エクセレントなのか。今後、西水さん自身が示していくのでしょう。

 いずれにしても、未来あるこどもに、そして、これからの女性に、だいすきなひとに、贈りたい、読んでもらいたい一冊であることはまちがいありません。みなさんも、ぜひ読んでみてくださいね。


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【前・世界銀行副総裁が語る リーダーシップの真実】
貧困のない世界を夢見て・・・23年間の闘いから見えてきたもの

◆はじめて訪れたエジプトの貧民街。少女ナディアが自分の腕のなかで息をひきとったとき、自分の人生が決定的に変わった――。貧困や悪政と闘いつづけた23年間。それは、この世界を変えたいと願う、あらゆる職場のリーダーたちと共に歩んだ道のりだった。農民や村長、貧民街の女性たちや売春婦、学生、社会起業家、銀行家、ジャーナリスト、政治家、中央銀行総裁、将軍や国王に至るまで・・・「国づくり」の現場で出会ったリーダーたちの姿を、前世界銀行副総裁が情感込めて語った珠玉の回想記。

◆著者・西水美恵子氏は、女性としても日本人としても初めて世界銀行地域担当副総裁となった人物。貧困との闘いにおける各国各地域のリーダーシップを支援。自ら貧村にホームステイを行うなど、つねに「現場」に根ざした「国づくり」を推進してきた。また、世銀の内部でも組織改革に取り組み、その手法はピーター・センゲ教授はじめ経営学界で高く評価されている。

◆雑誌『選択』好評連載「思い出の国、忘れえぬ人々」(2005年1月~2008年12月)待望の単行本化。

◆解説・田坂広志氏(社会起業家フォーラム代表、多摩大学教授)・・・「読み進めながら、何度も、胸が熱くなり、読み終えたとき、深い感動と、静かな余韻が訪れる著作。そうした著作に巡り会う経験が稀有になってしまった時代。この著作に巡り会えたことに、感謝をしたい」(「解説」より)
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  『この1冊ですべてわかる 広告の基本』(波田 浩之 著、日本実業出版社) をよみました。

 「この1冊ですべてわかる」シリーズ、とてもおもしろーーーーい。

 こういう「わかる」シリーズってやさしすぎてつまんないのが多いのですが、しっかりしたつくりで、ちゃんとおべんきょうしたいひとにも向いています。
 
 本書では、表題のとおり、広告業界や広告全般について、くわしく述べられています。ネット企業も広告の世界は切っても切り離せないので、おべんきょうしてみるのもよいかなと。
 
 とてもおもしろいと思ったのが、電通4代目社長 吉田秀雄が提唱した「電通鬼十則」。みなさんはごぞんじかも・・。
 
 
 
以下、「電通鬼十則」を抜き出します。


●電通鬼十則

 一、仕事は自ら「創る」べきで、与えられるべきでない。
 二、仕事とは先手先手と「働き掛け」ていくことで、受け身でやるものではない。
 三、「大きな仕事」と取組め、小さな仕事は己を小さくする。
 四、「難しい仕事」を狙え、そして成し遂げるところに進歩がある。
 五、取組んだら「放すな」、殺されても放すな、目的完遂までは・・・。
 六、周囲を「引きずり回せ」、引きずるのと引きずられるのとでは、永い間に天地のひらきができる。
 七、「計画」を持て、長期の計画を持っていれば、忍耐と工夫と、そして正しい努力で希望が生まれる。
 八、「自信」を持て、自信が無いから君の仕事には、迫力も粘りも、そして厚みすらがない。
 九、頭は常に「全回転」、八方に気を配って、一部の隙もあってはならぬ、サービスとはそのようなものだ。
 十、「摩擦を恐れるな」、摩擦は進歩の母、積極の肥料だ。でないと君は卑屈未練になる。
                                          」(表記原文ママ)

 ・・・どうです。おもしろいでしょう。やるきがでますよね。

 自らを引き締めるために、書き残しました。


わが社の当面の活動として、「まさっちえいごくらぶ」でもはじめようかなとおもっています。

以下がそのワークショップのがいようです。

●英語ワークショップ
 肩肘はらずに、ワークショップ形式での英語のおべんきょう。体験的にまなぶ。
 単純な知識教授型指導は行わない

 ・リーディングWS
 TIMEやTIMEforKidsなどから、まさっちの独断で選んだ記事をみんなで読む。
 英語や日本語で要約、意見交換する。
 いつも違う素材でやるので、参加すればするほど多読の練習になる。

 ・英文法WS
 まさっちオリジナル英文法プリントをもとに、英文法のおさらいをする。
 だれでもたのしめる。たぶん10回参加すれば一通りクリアーできる。

 ・ライティングWS
 これも、きまぐれで日本の新聞や文学作品を選んで、みんなでライティング。
 講師も知らない新語も出てくるので、あんまりいじめない。それもネットで調べればOK。
 いい文章かどうかは、まさっちも助言する。

 ・海外ドラマWS
 海外ドラマをみてきいて、字幕をつけたり消したりしておべんきょうする。

 ・TOEICWS
 とういっくの模試をやったりする。ひっしょほうはでんじゅするよ。


・・・なんでワークショップかというと、予習するのがめんどうだから。(笑)

ま、それはじょうだんだとしても、講師がべんきょうしてもしょうがない。受講生がべんきょうしなきゃ。べんきょうのしかたをまなび、いっしょにまなんでいく会です。

 しらべ方やべんきょうの仕方をまなぶこと、そして、たのしくわいわい継続させることがもっともたいせつ。お手頃な価格で、ちょくちょく参加できるようにするのが、いいんじゃないかなと。ちしきだけなら本でもまなべるし。

 さんどうしゃがいたらはじめます。来月から、すこし時間とれそうだし。

 会場はとうめん、自宅オフィスとマンションのパーティルームです。

 いっぱい参加者がいたら、「せんせいさがすドットコム」でネィティブ講師もよんでこよー。

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 みなさんは、コーヒーをよくお飲みになるのでしょうか。お好きでいらっしゃいますか。


 わたしは、むかし、コーヒーを飲めなかったヒトなのです。飲むとすぐにお腹壊しちゃったり・・・。

 ・・・が、いまはすっかりドトール好きになりました。そして、いちばんのお気に入りは、コーヒーではなくて、オーガニックシュガー。

 いつも多めにもらって、ため込んでいたのですが、さいきん、小売りもしていることを知り、さっそく購入しちゃいました。

 ちょっとザラメっぽいかんじかな。飲んだときに、いい匂いがするんですよ。

 みなさんも、すでにご存知かもしれないけど、まだの方は、ぜひ、ためしてみてくださいね。



 『ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則』(ジェームズ・C. コリンズ 著、山岡 洋一 訳、 日経BP社 刊) をよみました。

 あまり時間がなかったので、とばしながらでしたが、とてもおもしろかったです。

 途中によくでてきていたのが、「第五水準の経営者」ということば。

 「個人としての謙虚と職業人としての意思の強さという矛盾した性格の組み合わせによって、偉大さを持続できる企業を作り上げる」

 ちなみに「第四水準の経営者」とは、「明確で説得力のあるビジョンへの支持と、ビジョンの実現に向けた努力を生み出し、これまでより高い水準の業績を達成するよう組織に刺激を与える」

 第三水準にくるのは、「有能な管理者」
「人と資源を組織化し、決められた目標を効率的に効果的に追究する」

 以下、第二水準「組織に寄与する個人」、第一水準「有能な個人」・・と続きます。

 また、いちばん好きなのは、「針鼠(はりねずみ)」の寓話をもちいたくだり。

「アイザイア・バーリンは、有名な随筆『針鼠と狐』で、世間には針鼠型の人と、狐型の人がいると指摘した。これは古代ギリシャの寓話、「狐はたくさんのことを知っているが、針鼠はたったひとつ、肝心要(かんじんかなめ)の点を知っている」に基づいたものだ。

 ・・・狐型の人たちはいくつもの目標を同時に追究し、複雑な世界を複雑なものとして理解する。「力を分散させ、いくつもの動きを起こしており」、全体的な概念や統一のとれたビジョンに考えをまとめていこうとはしない。
 これに対して針鼠型の人たちは、複雑な世界をひとつの系統だった考え、基本原理、基本概念によって単純化し、これですべてをまとめ、すべての行動を決定している。世界がどれほど複雑であっても、針鼠型の人たちはあらゆる課題や難題を単純な、そう、単純すぎるほど単純な針鼠の概念によってとらえる。針鼠型の人たちにとって、針鼠の概念に関係しない点は注目に値しない。」

 もうすこしよみ進めると、この寓話を過去の偉人にまであてはめています。

「・・・フロイトは無意識の世界に、ダーウィンは自然選択に、マルクスは階級闘争に、アインシュタインは相対性原理に、アダム・スミスは分業に、それぞれ関心を集中させている。いずれも針鼠なのだ。複雑な世界について考え抜き、単純化してとらえている。「偉大な足跡を残した人たちはかならず、『すばらしい見方だが、単純化しすぎだ』という批判を受けている」

・・・この真偽はさておき、「単純化しすぎた」といわれても、複雑な事象をひとつやふたつの「原理原則」に昇華させていく姿勢は見習うべきところがあると思います。

 それは、経営についても同じ。儲かる会社なのか、「偉大なる」会社なのかは、原理原則(プリンシプル)にあると思います。

 偉大なるひとも、かならずプリンシプルがある。


 きょう、本屋で、下の方にある本をとろうとしたときに・・・。

 腰(正しくは背中)をぎっくりやりました。

 なんかもう気持ち悪くなって、へなへなになった・・・。


 本がいろいろ入ったかばんを肩からぶら下げたまま、膝を使わないで上半身を
かがめてしまったので重みが背中にかかってしまったらしい・・・。

 かなりやばいです。明日の仕事は、かばんなしで行ったほうがいいかも・・・。

 というか寝てたほうがいいかもだけど・・・。

 あと二日でれば土日だし・・・。

 ああー、もう。こんなときに・・・。


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