社会をよりよくするために私たちにできること


 まさログをご覧のみなさま。ご無沙汰しています。

 近況の報告の一つ、といっても去年のできごとなのですが、
共著で書いた論文が、日本社会科教育学会の学会賞を受賞しました。

 社会科教育研究の115号の論文です。
 http://socialstudies.jp/ja/search_journal111_120.html

 前回は招待論文(?)で、査読論文は今回が初めてでした。通過するまでに何度も手直しのご指導をいただいて、共著のH先生と一緒に、なんとか提出したものでした。

 私は実践をできる職場にはいないので、ご協力いただける先生がいてはじめて、論文の執筆ができるのです。感謝感謝です。

4月から。

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 じつは、今年の4月から、大学の非常勤講師として、公民科教育法Bという授業を受けもつことになりました。
 
 大学の先生デビューです。。
 
 大学院を出てから、修士の使い道がありませんでしたが、ようやく少し実りました。(^^
 
 バタバタしていて、じゅうぶんな準備ができるか心配ですが、面白い講義ができるようにがんばります。


 今日は、以前こちらに書きましたマニフェスト大賞の授賞式でした。

 わたしたち、埼玉ローカルマニフェスト・シティズンシップ教育研究会による実践は、マニフェスト推進賞にノミネートされており、ドキドキ・・・。
 
 
 
 けっかは・・・。
 
 
 
 

 だめでしたぁ。
 
 
 

 わたしは、あくまでこの活動のコーディネート役であり、主役は生徒であり、担当の先生です。

 応募の担当だった私が、うまくまとめられなかったところもあり、ちょっと反省です。

 応募総数が1500件を超えており、そのなかからノミネートされただけでも光栄です。

 お力添えいただいたみなさま、ほんとうにありがとうございました。

 これからも、どうぞご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。


リンク:マニフェスト大賞授賞者


 みなさま、ごぶさたしています。

 じつは・・・、シティズンシップ教育推進ネットが参加している「埼玉ローカルマニフェスト/シティズンシップ教育研究会」による、「ローカル・マニフェストを用いたシティズンシップ教育の実践」が、マニフェスト大賞の市民部門賞にノミネートされました。

 実際に受賞できるかどうかは、11月6日に行われる授賞式でわかります・・・。

 ドキドキ・・・。

 この「ローカル・マニフェストを用いたシティズンシップ教育の実践」というのは、埼玉県桶川市加納中学校と、シティズンシップ教育推進ネット、埼玉ローカルマニフェスト推進連盟、埼玉大学教育学部などが連携・協働し、中学校の選択社会の授業を用いて「シティズンシップ教育」を行ったものです。

 中学3年生が、桶川の駅前商店街を探検し、まちのよいところ、わるいところを探し出し、抽出、まちのよいところから、まちづくりの理念を創り出し、まちのわるいところからその改善策を考案します。この改善策を商工会や市役所の方々からヒアリングしたり、討議したりしながら、ローカルマニフェストを作成し、最後に市や商店会に提言を行いました。

 机の上だけでなく、ダイナミックに地域とかかわりながら、政治的な提言へとつなげていく。調査から立案・提言・働きかけまでがひとつにパッケージされた授業です。

 受賞のあかつきには、毎日新聞に掲載されるとのこと。

 楽しみにしていてくださいね。

●第4回マニフェスト大賞のホームページ
 http://www.local-manifesto.jp/manifestoaward/index.html

 授賞式 2009年11月6日(金)六本木アカデミーヒルズ49階タワーホール
 主催  マニフェスト大賞実行委員会
      (ローカル・マニフェスト推進地方議員連盟、ローカル・マニフェスト首長連盟など)
 共催  早稲田大学マニフェスト研究所 毎日新聞社協力社団法人日本青年会議所
      日本インターネット新聞社

●第4回マニフェスト大賞ノミネート作
 http://www.local-manifesto.jp/manifestoaward/award/index.html

 相模経済新聞9月10日号に、シティズンシップ教育推進ネットの活動などが掲載されました。

citizenship1.jpg

 文中に「NPO法人」とありますが誤りです。正しくは、任意団体の「NPO」です。修士論文を書いたのは、学芸大ではなく、法政大学大学院です・・。インタビューがもとになっているため、事実関係については多々、誤記がございます。どうぞお許しください。
 
 
 それにしても、写真がでかでかと載ってしまい、とても恥ずかしいです・・・。

さいきんとってもよい本に出会いました。

 まだ読み切れてないんですけどね。


『誰が世界を変えるのか - ソーシャルイノベーションはここから始まる』(フランシス ウェスリー 著, ブレンダ ツィンマーマン 著, マイケル クイン パットン 著, エリック ヤング 著, 東出 顕子 訳、英治出版)

「犯罪、いじめ、ホームレス、差別、貧困、環境破壊・・・
世の中のさまざまな問題に対して、私たちは、いったい何ができるだろう?
それぞれ自分にできるたった一つの方法で行動を起こし、 社会を大きく変えた人々の物語。

◆人は誰でも、世の中の現実に不満や疑問を抱くことがある。
身のまわりの世界を、よりよいものにしたいと望む瞬間がある。
だが、私たちは、社会を変えるのは一握りの偉大な人々だと
考えがちだ――が、そうではない。世の中の変化は、時代の流れは、
意外なところで生まれるのだ。

◆ソーシャルイノベーション――劇的な社会変革は、物事を
個別に見ることをやめ、社会のシステムを構成するさまざまな
要素間の関係をつかむことから始まる。この「システムと関係」の
レンズを通して、本書は人と人、個人と集団、人と社会の間に
ひそむ関係性のルールを明らかにする。

◆犯罪を激減させた“ボストンの奇跡”、HIV/AIDSとの草の根の闘い、
いじめを防ぐ共感教育プログラム、失業・貧困対策、自然保護、
障害者支援……それぞれの夢の軌跡から、コミュニティを、
ビジネスを、世界を変える方法が見えてくる。インスピレーションと
希望に満ちた一冊。 」(アマゾン内容紹介より)

 英治出版は、ソーシャル・イノベーション系の本をいっぱい出しています。ひそかにお気に入りの版元なのでした。夢に満ちていますね。本書のなかで「マギル・デュポン・ソーシャル・イノベーション・シンクタンク」の話が出てくるのですが、ちょうどデュポンの求人で「コーポレート・スチュワードシップの担当者」というものを見かけて、面白そうな仕事だなと思ったところでした。デュポンは環境保護や社会貢献の取り組みにも熱心な会社のようですね。


● 『世界を変えるビジネス―戦略的な社会貢献活動を実践する20人の経営者たち』 (マーク・ベニオフ 著, カーリー・アドラー 著, 齊藤 英孝 訳、ダイヤモンド社)

「社会貢献活動を社風と一体化し、それを成功するために邁進するCEOの姿を描いた本。社会も企業も従業員も社会貢献活動から、途方もない恩恵を受けているという事実に新鮮な感動を覚える本。 」(アマゾン内容紹介より)

こちらはもっと「企業寄り」に書かれている本です。いかに戦略的に「社会貢献活動」を行っていくか。

会社が小さかったり、経営状態が厳しかったり、サラリーが安かったり、いろんなことがあるだろうけど、「このひとと一緒に頑張れば、社会がよくなる」と思えばこそ、頑張れる。
たとえ思い込みに過ぎなかったとしても。そういう夢や希望がなければ、一緒には働けない。

目次はこんな感じです。
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序言
CECP(企業の社会貢献活動推進委員会)エグゼクティブディレクター
チャールズ・H・ムーア
社会への還元は、企業と社会の両方の利益になる
それはもはや会社ロゴの話ではない
社会貢献活動が利益を減少させるのなら、なぜ企業はそれを行うのだろう
企業の社会貢献活動におけるCEOの役割とは
新たな段階に移る企業の社会貢献活動
世界を変えるビジネス、今、行動のとき

はじめに マーク・ベニオフ
社会奉仕の重要性を企業文化に染み込ませる
企業の社会貢献活動にかかわる財団は毎年、その活動に米国だけで三〇〇億ドルを注ぎ込んでいる

謝辞


第1章 家族の伝統
[ハズブロ(米国最大手玩具メーカー)]
玩具の倫理的な製造の世界標準を策定

なぜ慈善事業を行うのか?
ハズブロ会長●アラン・G・ハッセンフェルド
おかしくなった世の中の変えるのは女性
企業の社会貢献活動について、私が嫌悪していること


第2章 創業者の遺志の継承
[UPS(国際貨物航空会社)]
四半期ではなく四半世紀で経営を考える

ジム・ケーシーの思い出
UPS会長兼CEO●マイク・エスキュー
私たちは神を信じ、それ以外のあらゆることを測定する
小切手のインクよりも、指の爪の下に残ったわずかな土の方が力がある
多様性は会社を豊かにする


第3章 どうやってブーツを作りつつ世界を救うのか
[ティンバーランド(カジュアルウェアブランド)]
非営利団体「シティーイヤー」の創設を支援

強みを分かち合う
ティンバーランド社長兼CEO●ジェフリー・シュワルツ
奉仕は事業の一部


第4章 ダイレクトアプローチ
[デル(コンピュータメーカー)]
デルの魂

責任ある行動からの見返り
デル創業者兼会長●マイケル・S・デル
デル社長兼CEO●ケビン・B・ローリンズ
米国社員の五〇%以上、管理職の三分の一以上が女性とマイノリティ


第5章 最も重要な資産の管理
[シチズンズ・ファイナンシャルグループ(銀行)]
与えれば与えるほど、得るものは大きい

「クレド(信条)」に沿って生きる
シチズンズ・ファイナンシャルグループ
会長兼CEO兼社長●ラリー・フィッシュ
シチズンズ銀行のクレド(信条)


第6章 業績に左右されない社会貢献
[リーバイ・ストラウス&カンパニー(ジーンズ・メーカー)]

理念を通した利益
リーバイ・ストラウス&カンパニーCEO●フィル・マリノー
当社には四つの中核的な価値がある。それはおもいやり、独創性、誠実さ、勇気である
従業員による従業員のための財団、レッドダブ財団


第7章 技能の伝承
[マイケル・ミルケン(投資家)]
医療を変えた男

人的資本への投資
投資家、慈善家、ミルケン・インスティチュート理事長●マイケル・ミルケン
真剣に取り組むべき教育と医療への投資
効果的な慈善団体を構築するための五つの鍵


第8章 成功の要素
[セーフウェイ(スーパーマーケットチェーン)]
違いをもたらす―暮らしの成分
セーフウェイ社長兼CEO●スティーブ・バード
地域への貢献が、アイデンティティを確立する


第9章 健全な選択
[グラクソ・スミスクライン(製薬会社)]
商取引の枠を越えて
グラクソ・スミスクラインCEO●ジャン・ピエール・ガーニエ
責任ある行動を取るということ


第10章 未来を予測し変化を起こす
[インテル(半導体メーカー)]
優先順位は、一に教育、二に教育、三に教育

未来に向けた教育
インテル会長●クレイグ・バレット
若者はみな、数学・科学・工学の素養を身につけなければならない


第11章 ひとへの奉仕を最優先に
[スターバックス(コーヒーストア・チェーン)]
素晴らしい「経験」を提供できる場

指針に導かれて
スターバックス社長兼CEO●ジム・ドナルド
スターバックスの六つの行動指針


第12章 会社と社会をつなぐ
[シスコシステムズ(ネットワーク機器メーカー)]
社会にネットワークをつくる
シスコシステムズ名誉会長●ジョン・モーグリッジ
ジョン・モーグリッジの社会貢献活動を成功させるための七つの戦略


第13章 地域社会に構築するホスピタリティ
[カールソン・カンパニーズ(旅行関連サービス)]
創設の父たち
カールソン・カンパニーズ会長兼CEO●マリリン・カールソン・ネルソン
会社の評判は業績にとって、お金と同じように重要だと信じている


第14章 日本で企業の社会的責任をリードする
[日本電気(NEC)]
地域社会に力づけられて
NEC副会長 故・金杉明信
社会の課題解決に積極的に貢献することで、自分自身の職業人生がより実りの多いものになった


第15章 変革のためのフォーラムの創造
[世界経済フォーラム]
持続可能な資本主義
世界経済フォーラムおよび社会起業のためのシュワブ財団創設者●クラウス・シュワブ
持続可能な資本主義の鍵となるのは、利益を最大化するのではなく、妥当な利益を得ることである
「トップダウンはうまくいかないが、ボトムアップでは不十分だ」という言葉がある


第16章 日々の慈善活動
[ワーキングアセッツ(クレジットカード、通信事業)]
良心ある消費者運動
ワーキングアセッツ共同創業者・会長兼CEO●ローラ・シャー
請求書自体が社会活動のためのニュースレターになっている


第17章 社会貢献活動の革命
[レボリューション(ベンチャー持ち株会社)]

事業と慈善活動のハイブリッド型アプローチ
AOL共同創業者、レボリューション会長兼CEO、ケース財団理事長●スティーブ・ケース
活動を統合する三つの柱


第18章 世界の証人
[ピーター・ガブリエル(ミュージシャン)]
世界中の人権侵害の犠牲者と会う中で、ピーターはウィットネス設立のヒントを得た

世界の声
ミュージシャン、起業家、人権活動家●ピーター・ガブリエル
映像の助けが必要な状況は無数に存在する


 「夢ある街のたいやき屋さん 西調布店」オープン

 障害者の働く場づくりのために、起業してしまおうと考えている人々がいます。
その支援を行っているのが、「株式会社 福祉ベンチャーパートナーズ」です。こちらでは、起業に向けてのコンサルティングや、起業家育成塾などの事業を行っており、じつはわたしもその1期生なのです。

 このたび、その福祉ベンチャーパートナーズは、「夢ある街のたいやき屋さん 西調布店」をオープンしました。障害者が健常者と一緒に働き、社会の一員となれるように。そんな社会づくりに向けて、積極的に働きかけています。わたしもできれば、そんな場をつくりたいと考えています。

 お時間がございましたら、ぜひ、お越しくださいね。

●株式会社 福祉ベンチャーパートナーズ
 http://www.fvp.co.jp/

●「夢ある街のたいやき屋さん 西調布店」
 http://www.fvp.co.jp/tayiaki-info.php

●たいやきブログ
 http://www.fvp.co.jp/staffblog/taiyaki

●福祉起業家経営塾とは
 http://www.fvp.co.jp/fukushikigyouka0001.php

 以下の文は、何年も前に、私があるところを受けたときの作文です。結局落ちちゃったけど、あのときの気持ちを忘れないために残しておきます。「私の問題意識」がテーマでした。

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 私の問題意識
 
 「ひでちゃん」「まあちゃん」「まさみちゃん」私たちは男3人の兄弟で、毎日学校に通った。3人で通学している姿は、やはりご近所の名物だった。

 私が小学校にあがった頃は、地域の子が集まって登校するのがふつうだった。兄の「ひでちゃん」は、知的障害を持っている。このことで、いつもまわりの子どもからからかわれる。奇異の眼で見られる。ヒソヒソと嘲笑の声が聞こえる。兄は、まわりに言われていることの意味がわからず、毎日楽しそうだったが、私にとって朝の通学は苦痛だった。何日か経つうちに、私は、兄の手を引いて、この群れから離れるようになった。

 闘いは、学校の中でも続いた。兄の悪口を聞いたり、いじめられている姿を見れば、相手が上級生でも食ってかかった。自分はケンカが強いわけでもなかったが、我慢できなかった。

 そんな兄も、養護学校を卒業し、ある弁当屋に就職した。養護学校の卒業生にとって作業場以外の施設で働くことができるのは、障害の軽めな”優秀な”生徒だけである。

 しかし、数年経って、兄はクビになった。職場でいじめられたこともあり、鬱病を患ったことがきっかけだった。就職して鬱病になる障害者は、兄だけではない。友達の○○ちゃんや△△さんも・・。やはりそうなのだ。知的障害の上に、精神的に病いを背負い、精神病院の入退院を繰り返している。養護学校が愛をこめて送り出した卒業生たちを、社会が受けとめられない。法律では民間企業には雇用率1.8%が課せられているが、現実には1.56%程度である。しかも、養護学校の卒業生のうち、企業等に雇用されているのは、1割にも満たないと言われている。さらに、せっかく就職しても、精神的に追いつめてしまう・・。働くことは、確かに厳しいことだが、それ以上に、障害者に対する配慮が欠けていて、彼らを苦しめている現状があるのではないか。

 そして、兄は、通所作業施設に通うことになるが、施設に通う彼らの収入を聞いて、また驚いてしまう。1ヶ月働いて、月収5千円から1万円程度だというのだ。1日ではなく、1ヶ月である。障害基礎年金を加えて10万円くらいだろうか。金銭的にも、社会との関わりという観点でも、障害者が生きることが難しい。

 どうしたら、弱者も一緒に生きられる社会にできるのだろうか。
 私が兄に「よかったね」と心から言える社会にできるだろうか。

 「おまえがやらなくても、社会はだんだん良くなってきているよ」まわりの人は、そう言って私をたしなめる。しかし、どうしても収まりがつかない。「おまえがやらなくてどうする」「誰かが幸せを運んでくるというのか」 来る日も来る日も、私の心の中で叫び続ける。やはり、私自身が立ち上がらないといけない。強くなって一人でも多くのひとを、苦しんでいるひとを助け、幸せにしたい。ともに力を合わせ、社会をつくっていきたい。

 そのような思いのもとに、私はシティズンシップ教育の推進活動を始めた。この活動を通して、あらゆる人々の共生と社会参加を目指している。私の専門が教育であることから、まずはこのような一歩を選んだが、次はほかの道でも、自身の思いを形にし、より多くの人々に伝えていきたいと考えている。
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 さて、どこを受けたのでしょうか・・・。

 私は何がしたくて、何を目指して日々過ごしているのか、何を努力(?)しようとしているのか。

 きっと、私のブログを読んでくださっている方は、「この人、何やら色々なことに手を出しているけど、結局、何がやりたいんだろう」と思っていらっしゃるかもしれません。

 そこで、私がもっとも目指すものをこのカテゴリー「社会をよりよくするために私たちにできること」に書き記すことにしました。

 私には知的障害をもつ兄がおり、その兄と私と弟の3人兄弟で育ちました。おまけに母子家庭でしたので、母が働きながら私たちを育てててくれました。幼い頃から、兄が他人から笑われたり、いじめられたりするのを見ていたことから、障害者が生きることの難しさを感じ、彼らが何とか世の中に受け入れられ、一緒に生きていけるようにできないかを考えてきました。母の生き様から、女性が働きながら子供を育てる社会にしたいと思うようになりました。

 しかし、社会は私だけのものではありません。多くの人々の願いや思いがあって社会が成り立っています。ときにはそこに衝突があります。だからこそ、「社会をよりよくすること」を目指したいのです。私だけの思いだけではなく、みんなのための。

 最初に教育の道に進んだのもそう。大学院で政策を学ぼうと思ったのもそう。NPOを作ろうと思ったのもそういう理由です。次に法律を学びたいなと思っているのもそう。

 そしてどんなことがあっても、社会をうらんだり、未来を憂いたり、他人を批判したり、自分の過去や苦労を嘆いたり、そういうのはしたくない。前を向いて、多くの方と一緒に、未来をより明るく、いまを素敵に過ごせるようにしたい。

 そんな気持ちで私は日々過ごしています。このカテゴリーには、私の願いや思いと、社会についてを書くつもりでいます。

「私のミニ名所」スワンベーカリー銀座店 地図
 
日比谷線の東銀座駅を出て、 昭和通りを日本橋方面に歩くと、クロネコヤマトの大きなビルが見える。このビルの1階に、小さなパン屋とカフェがある。青を基調にした店舗、 スワンベーカリーとスワンカフェである。

 

「スワンベーカリー」

店内には、50種類以上の焼きたてのパンやサンドイッチが並んでいる。見た目に趣向を凝らしたふっくらパンに、あれもこれもと迷ってしまう。 どのパンも、パサつきを抑え、とても食べやすい。

また、バースデーケーキ・クリスマスケーキなどのお祝いのケーキも含め、宅急便による通信販売を行っている。

 

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