何があっても
絶対に折れるものか
つよく ふとく まっすぐに
なにがあっても
絶対に折れ曲がるものか
まっすぐに まっすぐに
ぜったいに屈するな
おかしなものに流されるな
わたしの人生を大きく変えた本に、『教師 宮沢賢治のしごと』 (畑山 博 著、小学館ライブラリー) があります。
本書は、タイトルの示すとおり、宮沢賢治の教師時代の話が描かれています。このなかに、「教師とは菩薩業」という賢治の言葉が紹介されていて、教師とは、施しをなすことで生き続ける菩薩のような存在でなければならないという話がありました。
これがきっかけとなり、大学を選ぶ基準を、偏差値ではなくて、「人間」「ひとのためにいきること」に置きました。教育学部しかない大学なら、人間について、ひとのためにいきることに向き合えるかもしれない。そういう学友とも多く出会えるかもしれないと考えました。
そして何より、ひとのために生きることの素晴らしさを教えてくれた本でした。いまもその思い、強く念じて生きています。 菩薩のようにありたいと 菩薩のように生きたいと。
今日、満員電車のなかで盲導犬ちゃんに出会いました。
まわりの乗客も、わんちゃんの足を踏まないようにとタジタジ・・。
わんちゃんも、慣れない環境にしかめつら。(^^;
「えらいねー」となでなでしたくなりましたが、ご勤務中ですので控えました。(^^
わたしが盲導犬フリークになったきっかけは、この本でした。
小・中の新しい学習指導要領をアマゾンで買いました。総則+基本教科+総合+特活+道徳で、3000円くらいかな・・。1冊100円くらいだし・・。量としては大量ですが・・・。判型も大きくなったし・・・。
シティズンシップのこともあって、社会科や道徳、総合は当然買ったのですが、今回は「言葉の力」もキーワードになっているので国語も買っています。また、英語も小・中ともに。
教育に関わっていないひとが読んでも、何のことか、さっぱりわからないだろうな・・・。
2日めは、日本社会科教育学会の大会に出席し、琵琶湖の東、草津のクサツエストピアホテルに泊まりました。
3日めは、長浜、彦根城、近江八幡を巡ろうと計画。かなりハードなスケジュールで、それぞれざっくりと見ておわりました・・・。(汗)
まずは、長浜城です。こじんまりとしたお城ですが、天守閣から琵琶湖の眺めは最高です。
そして、こちらが有名な長浜の黒壁(北国街道)です。あまりうまい写真が残っていなくて・・・ごめんなさい。
くわしくは長浜観光協会のページへどうぞ。(^^;
黒壁スクエア、 というのが商店街の名称なのかな。
続いて、大急ぎで彦根へ・・。
見えますか。彦根城とひこにゃんのツーショットです。激混みでした。天守閣に登るには、30分以上待たされるとのことで諦めました・ ・・。
そして、近江八幡へ。駅からバスで5分ほど。
近江商人発祥の地として、その頃のまちなみがいまも保存されています。
こちらが八幡堀です。水際まで降りて、歩けるようになっています。
橋の上からは、こんな感じです。古民家が建ち並び、それぞれおみやげものや食事を提供しています。
先週、日本社会科教育学会滋賀大会への参加も兼ねて、滋賀をめぐってきました。
初日は、比叡山に。東塔、西塔、横川という3つのゾーンがあるのですが、この3つを移動するのにバスが必要なほどの広さ・・・。結局、 ひととおりみるのに一日かかりました。
写真は西塔の釈迦堂です。日本仏教を創った多くの僧侶が修行をし、ここに名を残しています。法然、親鸞、日蓮・・・。 時の人々が何に悩み、何から救いを求めていたのか。その解は、土地や時機、その僧侶によってさまざまです。 釈迦が彼の地で悟りを開いたときと、日本の僧侶が悟りを開いたときのちがい。 ちょうど船で中国との行き来ができた時代というのもあったのかもしれません。彼らがいまいたら、どのような解を、 どのような悟りを得たのでしょうか。そんなことを考えながら、わたしはこの山を歩きました。
初日は、マキノプリンスホテルというところに泊まりました。上の写真は、このホテルのプライベートビーチからの眺めです。 水平線を見てください!海じゃないですよ!湖ですよ!広いですねー。
先週、日本社会科教育学会の滋賀大会に出席(?)しました。帰りの京都駅で、鉄腕アトムの京都限定商品を発見しました。 写真は、鉄腕アトムパッケージの生八ツ橋と、人形焼きです。ヤクルトアトムズの復刻ユニフォーム以来、すっかりアトムファンになったわたし・ ・・。
京都駅ビルに、 「KYOTO手塚治虫ワールド」というのがあって、ショップやアニメシアターがあるみたい。(ちょうどショップが閉まるところで、 慌てて買ったのでよくわからないのです・・。詳しくは、手塚治虫ワールドのホームページをごらんください。)
京都といえば、外国からの観光客も多いですし、日本アニメの代表格である、アトムはぴったりかもしれませんね。
この頃の福山が一番好きだな。
ほかにも読みかけの2冊を紹介します。ほんとに読みかけばっかりなのでした。
● 『世界認識のための情報術』 (佐藤 優 著、 金曜日刊)
「国家主義者"佐藤優"はなぜ『週刊金曜日』に執筆を続けるのか?その疑問に答え、激動の世界情勢を語る。好評連載の「飛耳長目」に加え、400字詰め原稿用紙100枚を書き下ろし。」(アマゾン内容紹介より)
本書は、週刊金曜日に連載された佐藤優のコラムをまとめたものです。なので、ひとつのテーマで数ページくらい。無理にまとめている部分もみられますが、ひとつひとつはさらっと読めます。私は、枕の横に置いて、眠りにつく前に読んでいます。
元外務省職員としての視点、神学部出身の学徒としての視点を織り交ぜながら、時事の分析をしています。他の著書との内容のかぶりも多々見られますが、とても楽しめる一冊です。
● 『子どもの最貧国・日本』 (山野良一 著、 光文社 刊)
「家賃を払えず、児童養護施設に預けられる3歳のミヤと4歳のシン。生活保護の申請を受理してもらえず、給食の時間までぐっとお腹が鳴るのを堪える小2のタクヤ......今や7人に1人の児童が経済的に困窮しており、ひとり親家庭はOECD諸国中で最貧困である。
日本は、アメリカと並ぶ最低水準の福祉となってしまった。 しかも、日本だけが事実を無視し、対策を取らず、貧困な子どもたちを社会的にネグレクトしている。
本書は、この問題に対して私たちの認識を研ぎ澄ますために書かれたものだ。日米の児童福祉の現場経験をふまえ、理論・歴史・統計などの多角的な視座で実態を検証し、解決策を考える。 」(アマゾン内容紹介より)
「格差社会と教育」というテーマは、教育社会学ではよくみられますが、本書は児童福祉の視点から書かれています。著者の山野さん自身もソーシャルワーカーとして児童相談所に勤務されているとのことで、自身の出会った子供たちについてのフィールドワーク的分析と、OECD調査などの資料分析、国際比較などを交えて論究を行っています。「世界最低水準のわが国の児童福祉」について、考えてみたい一冊です。
さいきんとってもよい本に出会いました。
まだ読み切れてないんですけどね。
●『誰が世界を変えるのか - ソーシャルイノベーションはここから始まる』(フランシス ウェスリー 著, ブレンダ ツィンマーマン 著, マイケル クイン パットン 著, エリック ヤング 著, 東出 顕子 訳、英治出版)
「犯罪、いじめ、ホームレス、差別、貧困、環境破壊・・・
世の中のさまざまな問題に対して、私たちは、いったい何ができるだろう?
それぞれ自分にできるたった一つの方法で行動を起こし、 社会を大きく変えた人々の物語。
◆人は誰でも、世の中の現実に不満や疑問を抱くことがある。
身のまわりの世界を、よりよいものにしたいと望む瞬間がある。
だが、私たちは、社会を変えるのは一握りの偉大な人々だと
考えがちだ――が、そうではない。世の中の変化は、時代の流れは、
意外なところで生まれるのだ。
◆ソーシャルイノベーション――劇的な社会変革は、物事を
個別に見ることをやめ、社会のシステムを構成するさまざまな
要素間の関係をつかむことから始まる。この「システムと関係」の
レンズを通して、本書は人と人、個人と集団、人と社会の間に
ひそむ関係性のルールを明らかにする。
◆犯罪を激減させた“ボストンの奇跡”、HIV/AIDSとの草の根の闘い、
いじめを防ぐ共感教育プログラム、失業・貧困対策、自然保護、
障害者支援……それぞれの夢の軌跡から、コミュニティを、
ビジネスを、世界を変える方法が見えてくる。インスピレーションと
希望に満ちた一冊。 」(アマゾン内容紹介より)
英治出版は、ソーシャル・イノベーション系の本をいっぱい出しています。ひそかにお気に入りの版元なのでした。夢に満ちていますね。本書のなかで「マギル・デュポン・ソーシャル・イノベーション・シンクタンク」の話が出てくるのですが、ちょうどデュポンの求人で「コーポレート・スチュワードシップの担当者」というものを見かけて、面白そうな仕事だなと思ったところでした。デュポンは環境保護や社会貢献の取り組みにも熱心な会社のようですね。
● 『世界を変えるビジネス―戦略的な社会貢献活動を実践する20人の経営者たち』 (マーク・ベニオフ 著, カーリー・アドラー 著, 齊藤 英孝 訳、ダイヤモンド社)
「社会貢献活動を社風と一体化し、それを成功するために邁進するCEOの姿を描いた本。社会も企業も従業員も社会貢献活動から、途方もない恩恵を受けているという事実に新鮮な感動を覚える本。 」(アマゾン内容紹介より)
こちらはもっと「企業寄り」に書かれている本です。いかに戦略的に「社会貢献活動」を行っていくか。
会社が小さかったり、経営状態が厳しかったり、サラリーが安かったり、いろんなことがあるだろうけど、「このひとと一緒に頑張れば、社会がよくなる」と思えばこそ、頑張れる。
たとえ思い込みに過ぎなかったとしても。そういう夢や希望がなければ、一緒には働けない。
目次はこんな感じです。
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序言
CECP(企業の社会貢献活動推進委員会)エグゼクティブディレクター
チャールズ・H・ムーア
社会への還元は、企業と社会の両方の利益になる
それはもはや会社ロゴの話ではない
社会貢献活動が利益を減少させるのなら、なぜ企業はそれを行うのだろう
企業の社会貢献活動におけるCEOの役割とは
新たな段階に移る企業の社会貢献活動
世界を変えるビジネス、今、行動のとき
はじめに マーク・ベニオフ
社会奉仕の重要性を企業文化に染み込ませる
企業の社会貢献活動にかかわる財団は毎年、その活動に米国だけで三〇〇億ドルを注ぎ込んでいる
謝辞
第1章 家族の伝統
[ハズブロ(米国最大手玩具メーカー)]
玩具の倫理的な製造の世界標準を策定
なぜ慈善事業を行うのか?
ハズブロ会長●アラン・G・ハッセンフェルド
おかしくなった世の中の変えるのは女性
企業の社会貢献活動について、私が嫌悪していること
第2章 創業者の遺志の継承
[UPS(国際貨物航空会社)]
四半期ではなく四半世紀で経営を考える
ジム・ケーシーの思い出
UPS会長兼CEO●マイク・エスキュー
私たちは神を信じ、それ以外のあらゆることを測定する
小切手のインクよりも、指の爪の下に残ったわずかな土の方が力がある
多様性は会社を豊かにする
第3章 どうやってブーツを作りつつ世界を救うのか
[ティンバーランド(カジュアルウェアブランド)]
非営利団体「シティーイヤー」の創設を支援
強みを分かち合う
ティンバーランド社長兼CEO●ジェフリー・シュワルツ
奉仕は事業の一部
第4章 ダイレクトアプローチ
[デル(コンピュータメーカー)]
デルの魂
責任ある行動からの見返り
デル創業者兼会長●マイケル・S・デル
デル社長兼CEO●ケビン・B・ローリンズ
米国社員の五〇%以上、管理職の三分の一以上が女性とマイノリティ
第5章 最も重要な資産の管理
[シチズンズ・ファイナンシャルグループ(銀行)]
与えれば与えるほど、得るものは大きい
「クレド(信条)」に沿って生きる
シチズンズ・ファイナンシャルグループ
会長兼CEO兼社長●ラリー・フィッシュ
シチズンズ銀行のクレド(信条)
第6章 業績に左右されない社会貢献
[リーバイ・ストラウス&カンパニー(ジーンズ・メーカー)]
理念を通した利益
リーバイ・ストラウス&カンパニーCEO●フィル・マリノー
当社には四つの中核的な価値がある。それはおもいやり、独創性、誠実さ、勇気である
従業員による従業員のための財団、レッドダブ財団
第7章 技能の伝承
[マイケル・ミルケン(投資家)]
医療を変えた男
人的資本への投資
投資家、慈善家、ミルケン・インスティチュート理事長●マイケル・ミルケン
真剣に取り組むべき教育と医療への投資
効果的な慈善団体を構築するための五つの鍵
第8章 成功の要素
[セーフウェイ(スーパーマーケットチェーン)]
違いをもたらす―暮らしの成分
セーフウェイ社長兼CEO●スティーブ・バード
地域への貢献が、アイデンティティを確立する
第9章 健全な選択
[グラクソ・スミスクライン(製薬会社)]
商取引の枠を越えて
グラクソ・スミスクラインCEO●ジャン・ピエール・ガーニエ
責任ある行動を取るということ
第10章 未来を予測し変化を起こす
[インテル(半導体メーカー)]
優先順位は、一に教育、二に教育、三に教育
未来に向けた教育
インテル会長●クレイグ・バレット
若者はみな、数学・科学・工学の素養を身につけなければならない
第11章 ひとへの奉仕を最優先に
[スターバックス(コーヒーストア・チェーン)]
素晴らしい「経験」を提供できる場
指針に導かれて
スターバックス社長兼CEO●ジム・ドナルド
スターバックスの六つの行動指針
第12章 会社と社会をつなぐ
[シスコシステムズ(ネットワーク機器メーカー)]
社会にネットワークをつくる
シスコシステムズ名誉会長●ジョン・モーグリッジ
ジョン・モーグリッジの社会貢献活動を成功させるための七つの戦略
第13章 地域社会に構築するホスピタリティ
[カールソン・カンパニーズ(旅行関連サービス)]
創設の父たち
カールソン・カンパニーズ会長兼CEO●マリリン・カールソン・ネルソン
会社の評判は業績にとって、お金と同じように重要だと信じている
第14章 日本で企業の社会的責任をリードする
[日本電気(NEC)]
地域社会に力づけられて
NEC副会長 故・金杉明信
社会の課題解決に積極的に貢献することで、自分自身の職業人生がより実りの多いものになった
第15章 変革のためのフォーラムの創造
[世界経済フォーラム]
持続可能な資本主義
世界経済フォーラムおよび社会起業のためのシュワブ財団創設者●クラウス・シュワブ
持続可能な資本主義の鍵となるのは、利益を最大化するのではなく、妥当な利益を得ることである
「トップダウンはうまくいかないが、ボトムアップでは不十分だ」という言葉がある
第16章 日々の慈善活動
[ワーキングアセッツ(クレジットカード、通信事業)]
良心ある消費者運動
ワーキングアセッツ共同創業者・会長兼CEO●ローラ・シャー
請求書自体が社会活動のためのニュースレターになっている
第17章 社会貢献活動の革命
[レボリューション(ベンチャー持ち株会社)]
事業と慈善活動のハイブリッド型アプローチ
AOL共同創業者、レボリューション会長兼CEO、ケース財団理事長●スティーブ・ケース
活動を統合する三つの柱
第18章 世界の証人
[ピーター・ガブリエル(ミュージシャン)]
世界中の人権侵害の犠牲者と会う中で、ピーターはウィットネス設立のヒントを得た
世界の声
ミュージシャン、起業家、人権活動家●ピーター・ガブリエル
映像の助けが必要な状況は無数に存在する
肩をぐるぐると回し
ぐんぐんと伸びるストレート
打たれてたまるものか
いや、打たれることをおそれるな
強気に、前向きに
ひたむきに投げるストレート
汗と涙の結晶
血豆や肘の痛み
あちこちがみしみしと痛みながらも
強く強く思いを込めて
投げるストレート
夢と希望をのせて
投げるストレート
前向きにいきよう
いろんなことに疑問をもって、すぐにつまづくけど
高望みしすぎて、すぐにころぶけど
おちこみやすくて、いつもくよくよしちゃうけど
でも、もっともっと前を向いていきよう
どろんこになることを、おそれるな
こわがるな
ためらうな
ちょっとやそっとの失敗で、へこむな
落ち込むな
くよくよするな
げんきときぼうこそが、
あしたの肥やし
けろっとして、前向きにいきよう
月末の引き落とし後に、残高をみたら、1万円を切っていた。
しかも、それに気づいたのは、幕張メッセに行くとちゅう。帰り道は暗かった。
帰りの切符すら、どうしよう・・・。という感じ。
来週は、しかも、日本社会科教育学会の大会が滋賀で行われるので、旅費が・・。
仕方なく、弟に借りることにした。ひもじい旅になりそう。(;_;)
無計画に遣うからいけないんだよね。ふう。