菩薩としていきること

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 わたしの人生を大きく変えた本に、『教師 宮沢賢治のしごと』 (畑山 博 著、小学館ライブラリー) があります。

 本書は、タイトルの示すとおり、宮沢賢治の教師時代の話が描かれています。このなかに、「教師とは菩薩業」という賢治の言葉が紹介されていて、教師とは、施しをなすことで生き続ける菩薩のような存在でなければならないという話がありました。

 これがきっかけとなり、大学を選ぶ基準を、偏差値ではなくて、「人間」「ひとのためにいきること」に置きました。教育学部しかない大学なら、人間について、ひとのためにいきることに向き合えるかもしれない。そういう学友とも多く出会えるかもしれないと考えました。

 そして何より、ひとのために生きることの素晴らしさを教えてくれた本でした。いまもその思い、強く念じて生きています。 菩薩のようにありたいと  菩薩のように生きたいと。

コメント(2)

ひとのために生きる、と言葉だけとらえると難しいですけれど、実際には・・・それこそが自分の幸せそのものですよね。誰かに必要とされることで生きていけるのだと。

コメントありがとうございます。
「違う」と、よく言われることもありますけれど、長く生きてるとやっぱりひとの大切さを痛感しますよね。

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このブログ記事について

このページは、Masahiro Ohkuboが2008年10月23日 00:52に書いたブログ記事です。

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