2007年11月アーカイブ


 わたしの会社もいちおう、IT企業の端くれ・・・ということもあり、気をぬけばパソコン話が飛んできます。

 年明けに台湾旅行に行くのですが、みんな「台湾の秋葉原」に行くんですって。なかでも注目はASUSの「Eee PC」というノートパソコン。1キロに満たない超軽量・ミニ(A5サイズ)でありながら、512Mバイトメモリ、4GバイトSSD、大容量バッテリー(約3.5時間駆動)。基本スペックは、CPUがCeleron M 353(900MHz)、チップセットがIntel 910GML Express/ICH6-M、グラフィックスチップはチップセット内蔵のIntel GMA900という構成。(らしい)

 みんな、台北に行ったら「買っちゃうぞ~」モードです。わたしも触発されてきました・・・。あったらメールチェックもべんりー。まだ日本で発売されてないらしいので、10台買いこんで、9台を1万増しで売りさばくとか・・・。


http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0711/16/news037.html

http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0711/19/news015.html

イメージ 1 きのう、会社の帰り道に損保ジャパン東郷青児美術館で開催中の 『ベルト・ モリゾ展 』に行って きました。

  ベルト・モリゾ女史は、印象派の巨匠であるエドゥアール・マネの実弟ウジェーヌ・マネと結婚し、 家庭に入りながらも画家としての活動を続けていました。当時は、女性が正規の美術教育を機会がほとんどなく、 独学に近い環境で学んできたとのことです。

  そのせいか、当時の印象派の画家のなかでも女性らしい色遣いと、やわらかなタッチ、生活感のある構図など、 独特の印象を受けました。なかでも家族や知人を描いた作品が多く、現代のスナップショットのような気持ちで絵に残していたのかもしれません。 生業としての作品ではなく、あくまで生活のなかのスケッチブックのような。風景画も記念写真のように家族を写しこんだものが多いのです。

  本展覧会は、今週の11月25日(日)まで行われています。もう一回くらい行けたら行きたいな。 みなさんもいかがでしょう。

 今日、映画『レミーのおいしいレストラン』のDVDを買い、さっそく観ました。

 まだ、英語音声(字幕なし)で観ただけですので、聞き逃しがあるかもしれませんが、とても面白かったです。ネズミがコックさんになってしまう設定自体がファニーですし、ネズミたちのコミカルな動き・・・。ロボットのように主人公の男の子リングイニを操るところなどは、もう面白すぎて、英語のわからないわが家の家族までゲラゲラ笑っていました。

 ひとつひとつにかわいい要素がいっぱいつまっていて、なおかつ、友情や信頼、ゆめといったテーマにも向き合っています。

 英語の勉強の素材としてのコメントを・・・。設定がパリということもあり、人間たちはみんなフランスなまりの英語をしゃべります。わざとらしいほどのフランスなまりなので、フランス人がみたらカチンとくるかも。最初はリスニングしづらかったのですが、だんだん慣れてくると思います。なぜかネズミたちはアメリカ英語で、しかもジェスチャーや動きもアメリカ人気取り・・・。ときどきレミーがロッキーのまねをしたような動きをするんです。こんなところも面白いですよ。

 また、最近のCGはすごいですね。ネズミの毛も再現されていて、水に濡れたあとの毛の感じもリアルです。日本人がみると、リアルすぎて気持ち悪いときもあるかも。

 いずれにしても、とても面白いので、ぜひ一度ご覧くださいね。

 『偽装請負―格差社会の労働現場』   (朝日新聞社出版局、朝日新聞特別報道チーム著) を読みました。少しまえに話題になった、偽装請負や偽装派遣の問題について、現場取材の報告をもとにまとめています。
 キャノン、松下、クリスタルグループの行ってきた偽装請負について、トヨタ系工場で起こった事故をめぐる「労災とばし」「労災隠し」の事例について、など、いま行われている請負システムにまつわる問題点がよくわかりました。
 
 このような大企業を請け負う下請け企業と、その元で働く下請労働者のおかげで、大企業は不況下においても業績を回復することができた。空前の好景気(?)といわれる復興を向かえつつあるはずの我が国の経済。しかし、一部のホワイトカラーが優遇される一方で、多くの労働者が雇用関係すら結ぶことができず、社会保険にも加入できていない。年間200万~300万ほどの年収に止まっている。

 時代の転換点において、「雇用の流動性」を高め、産業構造の転換をはかる必要があった。それは、派遣法のひとつの主旨であるといえるだろう。しかし、そのことによって、割をくう人々がいる。派遣労働者や請負労働者であることが、キャリアとして認められない現状がもっとも問題といえる。正社員がそんなにすごいか?そんなに仕事ができるか?そんなに熱心に働いてるか? ある区分の人々だけが、それだけを理由に優遇される根拠があるのだろうか。
 
 新自由主義の改革が行われたイギリスでは、QCAとよばれる公的機関が、各産業の職能資格を細かく定めている。このことによって、職業能力を保証し、各労働者が転職しやすいようになっている。我が国のように、ひとつの社内ですらまともに職能制度が整っていないのであれば、転職活動をしても能力の保証が難しい。キャリアがはっきりしないのだ。
 
 また、イギリスやアメリカでは、コミュニティ・カレッジが各自治体ごとにあって、無料に近い金額で、職能資格を得ることができる。時代に合わない産業の人々が、職を失ったとしても、あらたな職能を得る可能性がある。実際にはそれでも難しいことも多いけれど、そのくらいのジャンピングボード政策が必要といえる。

 「セーフティネットからジャンピングボードへ」

 今後の社会政策のキーワードになる。もちろん「ソーシャル・インクルージョン」も大切。


●厚生労働省 主な制度紹介 「職業安定局」
 http://www.mhlw.go.jp/general/seido/index.html#anteikyoku

●厚生労働省「平成16年3月1日から、改正職業安定法及び改正労働者派遣法が施行されます。」

 http://www.mhlw.go.jp/general/seido/anteikyoku/kaisei/

●労働安全衛生法
 http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S47/S47HO057.html

<文献>
● 『偽装請負―格差社会の労働現場』 (朝日新聞社出版局、朝日新聞特別報道チーム著)

● 『派遣のリアル-300万人の悲鳴が聞こえる』  (宝島社新書、門倉 貴史)

● 『イラストでわかる 新版 知らないと損する労働者派遣法』 (東洋経済新報社、派遣労働ネットワーク)

 アメリカ政府より『2007年度版 年次改革要望書』が日本政府に対して提出されています。この年次改革要望書にそって、日本の規制緩和が年々行われてきました。

 これを毎年読むだけで、我が国の政策の動きがよくわかりますね。郵政民営化、混合診療の容認・・・。参考書つきで、とりあえずメモです。


◆ アメリカ大使館発表
・『ファクトシート−日米間の規制改革及び競争政策イニシアティブに関する日米両首脳への第6回報告書』
 http://japan.usembassy.gov/j/p/tpj-j20070619-50.html

・「シュワブ米国通商代表、日本の改革路線の継続を要望 - 日本政府に規制改革要望書を提出」
 http://japan.usembassy.gov/j/p/tpj-j20071022-50.html

◆原文
http://www.ustr.gov/assets/Document_Library/Reports_Publications/2007/asset_upload_file751_13383.pdf

◆翻訳(要約)
 http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=163958

<参考書籍>
『拒否できない日本 アメリカの日本改造が進んでいる』(文春新書、関岡 英之)

『アメリカの日本改造計画―マスコミが書けない「日米論」 』(イーストプレス刊、関岡 英之・イーストプレス特別取材班編)

『騙すアメリカ 騙される日本』 (ちくま新書、原田 武夫)

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 あ、某大学の研究紀要に執筆しなくちゃだった。

 何書こうかな・・。がんばろう。

真実はいかに

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 みんな小沢さんのやろうとしたことをバカにするけど、わたしは気持ちはよくわかる。

 戦後の日米による安全保障から、国連中心主義への安全保障スキームの転換。もし、これができたら、日本の政治はすべてが変わる。たしかに国連そのものの存在意義を疑う見方もあるのはわかるけれど、これよりもっとましな方法があるだろうか。

 今回の取り組みは、政権交代や憲法改正よりももっと意味があること。両党が党議拘束を外して協議のうえ、形を決めるくらいの意気込みが欲しい。ねじれ国会だからこそ、そのくらいの開き直りは欲しい。

 実際に各議員が選挙区に戻って、有権者の賛同をもっとも得られるのは国連中心主義の考え方なんじゃないかと思う。政党にもよるけれど。

 九条に抵触するかどうかは、別の話。いまでも抵触してるんだから。内閣法制局の見解はべつにして。

200711052050000

 

 マックのハッピーセットをさっそく買ってきました。子供向けのセットだったのですね・・。「おもちゃもお付けしますか?」 とか言われてしまい、恥ずかしかった・・・。

  あーあー。

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