『The Firm』グリシャム

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 ジャン・グリシャムの『The Firm』を読みました。(ペンギン・リーダーズだけど) 映画をそのまま本にした感じのいまっぽい小説です。わたしは純文学のほうが好きなのですが、純粋にモダン・イングリッシュの勉強のために読みました。
 なので、文体そのものの美しさは感じられないです。いまそういう小説は求められていないみたいですけどね。

 グリシャムの小説は、弁護士ものが多いので使われる単語が難しいと思い込んでいたのですが、あっさり読めました。構文もやさしいし。センター英語級かな・・・。ペンギン・リーダーズのレベル5は、2000語レベルですからちょうど大学受験くらい。ロングマン英語辞典(LDOCE)も説明は2000語と言われていますから、英英辞典の解説が読めるくらいなら読めそうです。

 ペンギン版なら100ページくらいなので1日で読めちゃいます。

「苦学の末、ハーバード大学ロースクールを優秀な成績で卒業した野心満々の青年、ミッチ。彼が就職したメンフィスの名門法律事務所は、過酷な労働の対価として、破格の待遇を用意する。恋人とともにバラ色の人生を予感するミッチだが、名門法律事務所の背後には暗黒の世界が広がっていた。ジョン・グリシャムの名を世に知らしめた最高傑作。」(amazon.co.jp内容紹介より引用)

 グリシャムは、弁護士事務所に勤めながら、朝5時にオフィスについて小説を書くのを日課にしていたとか。童門冬二みたいな感じかな・・・。わたしももっと早く出社して毎朝勉強しようと思いました。(^^

Penguin Readers Level 5: "The Firm" (Penguin Readers)

ペーパーバッグ版(432ページ)

●たまっているペーパーバッグが片付いたら、これを読もうと思います。(備忘録です・・・)
 ・Cry the Beloved Country, Alan Paton, Scribner
 ・ペンギンリーダーズ版も。


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このブログ記事について

このページは、Masahiro Ohkuboが2007年2月 8日 17:56に書いたブログ記事です。

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