今夜もまちを歩いてきました。左のピンクの壁がきれいな建物は、セント・マーガレット・パリッシュ・センターです。 英国の基礎自治体には何種類かありますが、そのなかに「パリッシュ」とよばれるものが多くあり、かつ古くから存在しています。
このパリッシュ、ご存知の方も多くいらっしゃるかもしれませんが、「教区」とも訳され、教会の置かれるエリアを指します。 その証拠に、横にはこんな掲示もありました。
"The Parish Church of Saint Margaret"と書かれています。つまり教会なのです。 日本の地方自治(政治全般ですが・・・)では、政教分離の原則があるので、信じられないところです。日本でも檀家があったり、 戦後GHQに解体された町内会など、ジャパニーズ・デモクラシーを紐解く手がかりはいくつかありそうですが・・・。このあたりに、 ソーシャル・ガバナンスの息吹きがみられます。
こちらは、NHS(ナショナル・ヘルス・センター)の表記がある地域のヘルス・センターです。日本でいう保健所みたいなものかしら・
・。質問してまわる勇気がなかったので、建物の情報だけですが・・・。
そして最後に、まちっぽい写真を一枚。ここまできれいに並んでいると、お宝なのか、困ったくんなのかわからなくなります。 日本のニュータウンにあるテラス・ハウスの集落とは桁違いに同じような家が果てしなく並び続けています。 迷ったら蟻地獄のように脱出不可能な感じです・・・。美しいと喜んでいる場合ではないかも・・・。
そうそう、それで思い出したのですが、イギリスでは、犬の散歩のときに、飼い主がふんを片付けないようです。 そこらじゅうにころがっていて、すぐにふんでしまいます・・・。ああかなしい。どうも、それらを拾い集める仕事をしている方がいて、 そのひとたちへの仕事を残しておかないといけないみたい・・・。日本でも害獣を捕まえて役所にもっていくとお金に交換してくれたりしますし、 そんな感じなのかもしれません。
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