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 朝の政治討論でも中川秀直が言っていたけど、ポスト小泉政権は、「第三の道」政権を目指さなければいけない。市民社会による連帯、セーフティネットがある社会。

 それは、イギリスでいえば、いわゆるサッチャー後のブレア政権である。新自由主義政権による、効率性の追求を目指すことによって、失われたものを、強い市民社会と社会福祉で補っていく。ポスト福祉国家のあり方を模索する政権ともいえる。

 このままいくと、総選挙では、「保守派」「第三の道」「大きな政府」の3つ派に民主・自民が分かれ、再編がなされる可能性がある。小沢氏は、このまま「大きな政府」で通すのかな? 中川のほうがよっぽど民主党色があるけど・・・。 中川も、なんども「市民社会の強化」と口が滑って、すぐに「地域社会の強化」と言い直してた・・。

 一方で、新自由主義的改革があるていど進んだかといえば、そうでもないんだよな。とくに中央省庁については、やっぱり既得権が大きく残っている。切りやすいところ、弱いところばかり先行して先に進めた感もあり、そのしわ寄せがいま、来ているような感じ。


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このページは、Masahiro Ohkuboが2008年12月21日 21:48に書いたブログ記事です。

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