天は人の上に人をつくらず、人の下に人をつくらず。
上や下とはなんだろうか。
少なくとも、人は、他人より上に立ちたがる。
だから、人の上に人がのぼり、人の下に人はおとされる。
それによって社会秩序は保たれる?
少なくとも、それで秩序は保たれるという仮定のうえで
世の中は動いてゆく。
でも地球が回るのはその仮定にもとづいているわけではない。
運動方程式に人間の上下システムは組み込まれていない。
ぼくたちががんばるのは、上へ上へと上って行くため?
下へ下へと突き落とすため?
がんばったひとが報われる社会は、そういうものなのかしら。
なまけものだけが突き落とされているとは、思えないけれど・・。
どういうことなのでしょう。
人の価値と、社会システム。
コメントする