使い方の分かる類語例解辞典

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 さいきん辞書病がふたたび再発しています。てはじめに小学館の『使い方の分かる類語例解辞典』(小学館辞典編集部編)を買いました。(じつは辞書マニアのわたし。辞書・辞典に費やした金額はかなりのもの。)
 本辞典はその名のとおり、類語辞典です。これまでは角川のものをもっていたのですが、他社のものもみてみたくなり・・・。ぱっとみた感じでは角川のほうが役立ちそうな感じ。見やすさは小学館の勝ちですが。

 たとえば、「古城/荒城/名城」の使い分け。これはあんまり役立ちそうにないなぁ。「がぶ飲み/鯨飲/牛飲/痛飲/暴飲」、鯨飲ってはじめて聞いたぞー。「思い出す/思い返す」、うーん日本人ならわかりそうだ。日本語を勉強したい外国人向け?けっこうやさしめの辞典だなぁ。小中学生にあげたら喜ばれるかも。もう少し研究の余地ありですが・・・。

 こんな感じでシソーラス(類語辞典)探しの旅は続く。


小学館『使い方の分かる類語例解辞典』(小学館辞典編集部編)

● 『角川類語新辞典』(大野 晋・浜西 正人 著、角川書店)

コメント(2)

シソーラスて、強力なのは知っているけど使いこなせていない辞書 No.1 だなぁ。常用する習慣がつけば知識の吸収量がかなり違ってくる気はするんだけど…。
英語のシソーラスはオンラインでちょろっと眺める程度です。
http://thesaurus.reference.com/
もっといいとこあるのかな。比べて善し悪しがわかるところまでは至っていない感じ。

 英語では、「ロジェのシソーラス」が有名です。

 ロジェは確かお医者さんなのですが、シソーラスまで作っちゃったそうです。

 日本語では、講談社の類語大辞典がありますが、コンピュータ版もあり、epwingに書き換えられるとの噂もあります。そうすれば串刺し検索もできるので、便利ですね。

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このページは、Masahiro Ohkuboが2008年1月28日 00:17に書いたブログ記事です。

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