きのうの帰りに、駅の本屋で絵本を買いました。 「からすのパンやさん」(かこさとし、偕成社)
個性豊かなからすたちと、さまざまなパンがとても楽しい。いちごぱん、ゆきだるまぱん、かたつむりぱん、ぺんぎんぱん・・・などなど。
ひとつひとつのパンを眺めているだけでも、こどもたちは時間を忘れてしまうでしょう。
そして社会とのかかわりや、なかまと力をあわせることなど、ちょっとしたよのなか入門にもなっています。
奥付をみたら324刷とありました・・・。すごい・・・。
先日観た椎名誠の絵本の番組で、児童書の専門店の方がおっしゃっていたのですが、子どもが選ぶ絵本は、 学校や幼稚園の先生がいちど読み聞かせてくれたものを選ぶそうです。親御さんは、もう読んだんだからちがうのにしなさい、 っていうにもかかわらず。本屋さんはそこで、「親が買い与えたい本と子どもが欲しがる本の2冊買うのがいいでしょう」 とアドバイスするんですって。
気に入った絵本を何度も何度もよむ。パパやママに何度もよんでもらう。子どもはきっと絵や、韻のよさ、くりかえし、 リズム感なども大切にするんだろうなと思います。何度読んでも飽きない絵本って、 そういうところですよね。
この「からすのパンやさん」は、やや字数が多く、内容的には低学年の子がひとりでよむにはきついかも。(読めない字もないので、
気力のある子ならちいさな子でもよめます。) ちいさな子は、よみきかせできかせてもらうか、絵をみて、
パンをながめるかんじがよさそうです。
わたしの絵本研究はつづく...。
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