ポール・オースターが朗読する ナショナル・ストーリー・プロジェクト
ポール・オースター (編集), 柴田 元幸 (翻訳)
単行本: 229 p ; サイズ(cm): 22
出版社: アルク ; ISBN: 4757409060 ; (2005/08/23)
『ポール・オースターが朗読する ナショナル・ストーリー・プロジェクト』という本を買ってきました。
アメリカの人気作家ポール・オースターが「ナショナル・ ストーリープロジェクト」というラジオ番組のホストを勤めました。 この番組のリスナーから、実話を募り、 オースターが選んだものを朗読します。
希代のストーリーテラーと呼ばれる彼が、 この同時代を生きるアメリカ人の生の声を届けます。 ときにポップなものもあれば、ときに含蓄に富むものもある。本書には、 彼の朗読CDがついています。 英語そのもののリズム、 韻を楽しみながら、アメリカを読み解きたい。
なお、 この本は新潮社から出ている同名のナショナル・ ストーリー・プロジェクトから、18本のストーリーを選びCDをつけたものです。興味をもった方はこちらをお読みください。
しばらく美しい言葉に浸りたい。最近は論文や、政治の本ばかりで味わいがない。
昔は、 英語の授業でも詩の朗読などがあったと思います。そういう先生に対して、「受験に役立たない」なんて言ったり。 でも、 詩を学ぶのは、英語のリズムを学ぶのにもぴったりなのですね。 かつて翻訳家の宮崎尊先生のもとに学んだ私は、聖書、マザーグース、 シェイクスピアなど、受験に役立たないはずのものを浪人時代に読んだものでした。
ちょっと調べてみましたら、NPRというサイトで、無料で音声とスクリプトを公開しているようです。
たとえば、この記事。
http://www.npr.org/programs/morning/transcripts/2005/sep/050926.gradstein
「英次郎」というフリーウエアを市販したり、アルクは無料のものまで市販化しようとするんですよね・・。
でも、フリーウエアをみんなに知らせるのであれば、流通に載せるのもいい方法ですし、アルクは、これらの企画でどれくらいの荒利をとっているのでしょう・・・。気になります。
NPRのサイトがあれば、英語の勉強も安く済ませられそうです。
http://www.npr.org/