かつて「チョイス」という名の英語教材があった。

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駿台の特進コースで使われていた「CHOICE」というテキストがあります。

私も、駿台の特進コースに運よく入れたことがあり、「CHOICE」の授業を受けていました。

伊藤和夫先生や高橋善昭先生のように、難しい構文をいかに把握し読むか、という授業ではなく、それは当たり前のものとして、英文を人間の書いた文章としていかに読み解き、ふさわしい訳文をつけられるかを考えていく授業でした。

なので、取り上げられている英文は、モームやヘミングウェイなどの小説や随筆が中心です。

一見、受験に役に立たなそうな授業ですが、深く深く英文を読み、考えることができるのです。


そんな「CHOICE」の授業が、本になっていることを知りました。


●「かつて「チョイス」という名の英語教材があった」(斎藤雅久著、游学社)

アマゾン内容紹介「予備校華やかなりし1980年代、哲学や文学を題材に、豊富な内容かつ格調高い文章で構成された英語のテキストがあった。現在はコミュニケーション英語が最重要視されているが、「チョイス」に収録された英文を精読し、著者の意図を正確に把握することは、真の英語力の習得に繋がるだろう。英文読解の最高峰『教養のための英文読解』著者が贈る、深遠なる教養の世界への道標。」


●「続・かつて「チョイス」という名の英語教材があった」(斎藤雅久著、游学社)


いま、読み始めています。

とても面白いです。

英文を深く読むことから離れていたので、もう一度原点にかえり、しっかり読み、考えてみたいと思っています。

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このブログ記事について

このページは、Masahiro Ohkuboが2015年12月 5日 02:48に書いたブログ記事です。

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