『青春支援企業 ~ドリームインキュベータは挑戦する』 (山田 清機 著、プレジデント社 刊)を読みました。
元ボストンコンサルティングの堀紘一さんが作った会社「ドリームインキュベータ」についてのドキュメンタリーです。ホンダやソニーのようなベンチャーを育てようという旗印のもと、創業支援やコンサルティングを行っているドリームインキュベータ。
本書では、ここの社員・幹部の名前をだして、そのバックグラウンドから描き、ドリームインキュベータの姿を浮かび上がらせようとしています。
この夢のような会社、いろいろ調べると問題も山積しているようですが、客観的な印象からすると、やっぱり面白い会社だな、と思います。多くの若者が、企業経営に対して冷ややかになりがち、または経営に参画できない立場に追いやられがちな一方で、このような「コンサル」は企業経営の面白さを堪能できます。このあたり、うらやましいな・・・。
自分自身も、”あんなに”仕事が楽しかった日々もある一方で、働くことそのものに冷ややかになってしまうこともあります。歳を取ってしまったのだろうか。自分を甘やかしてしまったのだろうか。挫折か、堕落か。いろいろ考えちゃいますね。
自分にムチを打って、厳しい立場に身を置く。いつもいつもできるわけではないだろうけど、そういう気概は持ち続けたいですね。
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