ジャン・グリシャムも2冊目のA Time to Kill を読み終わりました。映画「評決のとき」の原作といえばわかるかしら。
10歳の黒人の女の子が、2人の白人の若者にレイプされ、木に吊るされたり、おまけに小便をかけられたり、川に投げ捨てられたりと残忍極まりない扱いを受ける。そして、一命は取りとめたものの子供を生めない体になってしまう。怒りの頂点に達した彼女の父親は、裁判所に銃をもって駆け込み、加害者を殺害してしまう。
本作の焦点は、この父親が無罪になるかどうか。そして、アメリカの陪審員制度がどのように作用するか。白人と黒人の間の争いは・・。この父親は、犯行時に正常な判断能力があったのかどうか。
アマゾンの(映画の)レビューでも、かなり評価されていますね。結末の取り扱いは賛否があるようですが。
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