みんなのゆめをのせた会社づくり
手続きの簡単さから、取締役会を設置しない、一番簡単な組織構成で会社設立したんですが、いま思うと取締役会を設置したほうがよかったかな・・・とも。
というのも、株主が1人、もしくは数人、というレベルであれば株主総会で決定する、という形でもいいんだけど・・・。(まあ、代表取締役に権限を集中すればいいのですが・・・。)
知人・友人や、わたしの会社の企業理念に賛同してくださった方にも、株を買ってもらうほうが楽しいのかなって思うんですね。それで、年に一度の株主総会はワイワイ・ガヤガヤ・・・。
たとえば、この会社は1株5000円なので、1人4株くらいとして2万円。最初は10人くらいで20万として。だんだん交際範囲が広がってきて、100人になれば200万。1000人になれば2000万の資本金になります。
それにともなって、わたしの自己資本も増やさないと、代表取締役の持ち株比率が5割を切ってしまい、代表取締役1人では議決を取れなくなります・・・。特別決議などは3分の2が必要ですし・・・。
そんなこともあり、あるていどは取締役会に権限を委譲しないといけないかな・・・と。
民主的で面白いんですけどね。21世紀の会社像はやっぱり、「フラット」でないと。小さくても大きくてもかまわない、まずはフラットで、なんでも言い合える組織であることが大事かな。
ほりえもんが、株主総会で涙ながらに頭を下げてたことがあったけど、小口の株式をたくさん発行して、株主がたくさん、(かつ取締役が過半数をとってない?)なのかな・・・。あのひと、あんまり権威的でないというか、フラットな組織、リベラルな雰囲気が好きそうな感じですよね。
そういう意味で、若い子たちはゆめを感じて、彼に集まってきたのかな・・・。よくわからないけど・・・。
有事のときには、代表取締役が責任を引き受けて、ある程度のリーダーシップで動く必要があるけれど、それ以外のときには、民主的にリベラルに、わいわいがやがややるのが楽しいな。
この民主的、というのが難しいんですけどね。いくら時間かけても、何にも決まらない・・・なんてことにもなりかねないし。株式会社はまだいいんだけど、NPOの運営では、こういうことがままあります。
NPOの運営は、それはそれはたいへんで・・・。意思決定するのに、めちゃくちゃエネルギーが必要・・・。わたしのコミュニケーション力では、まかないきれない・・・。
そんな愚痴はさておき。
ほりえもん方式は、非公開会社でもできるわけです。ちょっとずつ増資していき、そのときに知人に株式を発行していく方式であれば。1人に高額の出資を頼むのではなくて、10分の1にしたぶん、10倍のひとにお願いする・・・という。それだけゆめのある事業でないとだめなのですが・・・。
そして、そのぶん、たくさんのひとびとのゆめをのせて、会社が動いていく。
ちょっと楽しくなってきました。